「Yes/Time And A Word」・1970年・2nd
01 No Opportunity Necessary, No Experience Needed
02 Then
03 Everydays
04 Sweet Dreams
05 The Prophet
06 Clear Days
●Yes(Wiki)
1968年結成のイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、1981年解散、1983年再結成。
本作のメンバーは、ジョン・アンダーソン(Vo)、クリス・スクワイア(B)、ピーター・バンクス(G)、ビル・ブルーフォード(Ds)、トニー・ケイ(Key)
●2nd:「時間と言葉」
1st「Yes」の約1年後リリースの2nd。
①「チャンスも経験もいらない」:リッチー・ヘヴンスのカバー。疾走&プログレ・カバー。
②静と動の対比が激しいスリリングな曲。ギター・ソロ&オルガン・ソロが印象的。
③バッファロー・スプリングフィールドのカバー。ジャズ調にドラマティックにカバー。
④シンプルでキャッチー&ポップなイエスらしくない異色曲。初期ならではの曲?
⑤「予言者」:長いイントロからスタートする難解なプログレッシブ・ロック。
⑥「澄みきった日々」:メランコリックなシンプルなラブ・ソング。2分の小曲。
⑦「星を旅する人」:各パートのアンサンブルが聴きどころ。ピーターのギターが印象的。
⑧「時間と言葉」:哀愁漂うアコースティック・バラード。編集しすぎでちょっとチグハグ・・・
⑧、④をシングルカット
①「No Opportunity Necessary, No Experience Needed」は映画「大いなる西部」で有名。
この曲はTV等でよく使われており、曲名は知らずとも聞いた事があるはず。
前作と同じくアート・ロック、サイケデリック・ロック路線、更に本作ではクラシックとの融合を図りオーケストラと共演。
初期作品の中で最も陽のあたらない作品・・・名盤だらけの本作以降を考えると仕方なしか。
コミカルで弾けるメンバーによる当時のPVは必見。後のイエスのイメージとちょっと違うかもですが、映像として面白いです。
ジョン・アンダーソン色が色濃いアルバムなので、個人的には好きなアルバム。個々の曲では好きな曲も多しですが、やはり他のアルバムと比較すると聞いた回数少なし。
早くもメンバーチェンジで本作のリリース前に、ピーター・バンクス脱退、スティーヴ・ハウ加入。
●参考
UK盤とUS盤ではジャケットが違い、US盤はスティーヴ・ハウ加入後のバンドショット。