Yes/Yes | Sinn音楽館

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Yes/Yes」・1969年・1st

01  Beyond And Before

02  I See You

03  Yesterday And Today

04  Looking Around

05  Harold Land

06  Every Little Thing

07  Sweetness

08  Survival

(PV&参考:

 

●Yes(Wiki

1968年結成のイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、1981年解散、1983年再結成。

本作のメンバーは、ジョン・アンダーソン(Vo)、クリス・スクワイア(B)、ピーター・バンクス(G)、ビル・ブルーフォード(Ds)、トニー・ケイ(Key)

 

●1st:「イエス・ファースト・アルバム」(イエスの世界)

イエスのデビュー作は方向性が定まっておらずで、初期作ならではの多様性が面白い作品。

 

①アート・ロックなオープニング。ブンブン唸るベースとジョンの優しい歌声が印象的。

バーズのカバー。テクニシャン揃いのイエスならではのジャズ・アレンジでカバー。

③ジョンの柔らかく優しい歌声が響くアコースティック・フォーク。

④オルガン&ギターのユニゾンがアート・ロック風、そこに絡む爽快なコーラスが印象的。

⑤プログレ展開のファンタジックなハード・ロック。

ビートルズのカバー。大胆なアレンジ&プログレッシブばカバー。

⑦スイート&ソフトな素朴なプログレ・フォーク風。

⑧ハードにソフトにドラマティックに変化する曲。初期の代表曲の一つ。

 

⑦、④をシングルカット

後の名作の陰に隠れがちなデビュー作ですが、ジャズ、サイケ、ハード、アートと様々な要素が混ざっており、統一性はないけど初期ならではの面白さあり。

 

ジョンの歌声が甘々(それもまた良し)でコーラス多し。

クリスとビルのリズム隊はこの頃から完成しているなあで本作の要。そこに絡むピーター、トニーも中々だと思うのですが、ちょっと評価が低すぎる気が・・・

 

本作を聞いたのは80年代末期の頃で「90125」からの遡りでした。

80年代後半はCDブームで毎月のように初CD化、廉価盤リリースが繰り返されていた頃。当時どの順番で購入したかは忘れましたが、比較的早く購入しよく聞いたアルバムでした。

 

●参考

Yes:ディスコグラフィ&関連記事

 

UK盤とUS盤ではジャケットが違い、邦盤はUS盤でリリースされ、再盤時にUK盤に変更。