どうでもいい話:CD不要論 | Sinn音楽館

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●CD不要論

最近また多いのがCD不要論。

コロナ過で家に居る時間が増え処分した人が多い、CDが売れず中古店が閉店している・・・からなのか?ネタに困ったマスコミがネタにしているだけな気もしますが・・・

 

●若年層のCD不要論

一言でCD不要論と括られておりますが、年代によって言わんとする意味が違うと思います。

若年層に多いのは音楽に対する否定ではなく、聴き方の違いからくるCD不要論。

 

若年層はサブスク(定額制音楽配信サービス)の利用、アルバムでなく曲単位で聞く等、スマホ、PCで聞くなどの、聴き方の違いからのCD不要論。

音楽も時代と技術で聴き方が変わるで、若い世代の聴き方が変わっただけの事。

 

かつてアナログからCDへの移行期に、アナログ不要論が盛んに唱えられた事がありました。

レコード会社、ハード・メーカー、提灯記事を掲げるマスコミによって、新世代CDを売るために喧伝され、それを信じた人多し(自分はまさにでした)。

 

その結果確かにCDは大普及したけれど、アナログが完全に消えたか?

長年親しまれた物は、新しい物と共存しながら生き残るで、アナログにはアナログの良さあり、その良さを理解する人がいる限り消えず。

 

そういった過去を知りつつも一部のお馬鹿さんが、古臭い物はダメと騒いでいる気がします。

若年層ならば経験と共に意見が変わり、サブスク以外の良さに気がつく人も出てくると思います。

音楽好きにとって大切なのは音楽であり、聞くためのフォーマットではないのだから。

 

●高年齢層のCD不要論

(自分もこちらに分類)高年齢層のCD不要論は音楽不要論に近いかも。

 

個人的にはコロナ過で家に居る事が増え音楽を聞く機会も増えました。

ただそれは極一部の層だけで、多くの人にとって家に居る時間が増えた事で、片付けが進み処分されたそうです。

 

残りの人生を考えての断捨離、スペースの確保の為、理由は様々ですが、今回のコロナ過で人生観が変わった人も多く影響は大きいのかも。

 

ただ売って得る物と失う物の差が大きいで、余程価値のあるものは別ですが一般的な物は捨てるのと変わらず。

それを判っていての処分となれば、もう音楽はいらない心境なのかも。

 

●ついでの話

渋谷のレコファン閉店が話題になってましたが、実店舗という音楽との出会いの場所が減っているのは確か。

田舎住まいだと既に新品取扱店ナシ、中古店はブックオフ、ハードオフぐらいという人多し。

 

音楽は出会いも含め楽しめる物・・・と思うのはもはや高年齢層だけなのかも。

未だに30数年前に買ったCDを、どこで買いどういう心境だったか覚えている物もあり。勿論すべ出ではないですが、そういった出会いも想い出の一つだと思うばかり。

 

●参考

CD断捨離は・・・」:断捨離は美徳か?