「Prince/Dirty Mind」・1980年・3rd
01 Dirty Mind
05 Uptown
06 Head
07 Sister
08 Partyup
(PV:①、⑤)
●プリンス(Wiki)
1978年デビューのアメリカ人ミュージシャン、唯一無二のサウンドはミネアポリス・サウンドと呼称。
代表曲は「When Doves Cry」、「Purple Rain」、「Kiss」、「Batdance」等。
●3rd:「ダーティー・マインド」
2nd「Prince」から1年ぶりの3rd。
①音数が少なくシンプルで荒いファンク・ロック。当時ロボット・ファンクと称されたとか。
②ポップ&キャッチー、そしてキュートな曲。後にシンディ・ローパーがカバー。
③チープなシンセ・ポップ。↑↓に比べると練り込み不足かも。
④AOR臭漂う、爽やかなファルセットで歌う失恋歌。ちょっプリンスらしくないかも。
⑤イントロのシンセが印象的なファンク・ロック。ギターのカッテイングも◎
⑥ファンキー&セクシャルな捻くれ?変態ファンク。ベースラインがお気に入り。
⑦繋ぎの曲な1分半の忙しない小曲。
⑧ジャム・セッションのような各楽器が鳴り響くファンク。
⑤全米101位、①、⑥、③イギリスのみをシングルカット
①、⑤マット・フィンク(Key)、⑤リサ・コールマン(Vo)参加。
全8曲30分と短い中に、荒々しさと卑猥さたっぷり詰め込んだ問題作。音数の少ないスカスカな音、切れ味抜群な音が癖になるアルバム。
プリンス曰く本作はデモ・テープで、前2作より音質も完成度も劣る部分あり。この辺りは確信犯的にそうした感あり。
残念ながらヒットせずで、セールス的にはシングル、アルバム共に以前の作品及ばず。
●参考
公然猥褻な当時の殿下、右はこの頃のライブ時のものと思われる画像。