「Prince/Prince」・1979年・2nd
02 Why You Wanna Treat Me So Bad?
03 Sexy Dancer
04 When We're Dancing Close and Slow
05 With You
06 Bambi
(PV:①、②)
●プリンス(Wiki)
1978年デビューのアメリカ人ミュージシャン、唯一無二のサウンドはミネアポリス・サウンドと呼称。
代表曲は「When Doves Cry」、「Purple Rain」、「Kiss」、「Batdance」等。
●2nd:「愛のペガサス」
1st「For You」から1年半ぶりの2nd。
①ファルセット&シャウトが印象的な爽やかファンク。初ヒット曲でPVあり。
②軽妙なイントロとギターソロが印象的。前作同様にミントのような爽やかさ。
③ディスコ・サウンドとファンクの融合。シンセとプリンスの吐息が良いアクセント。
④囁くように歌う、浮遊感たっぷりなスロー・バラード。
⑤以降の作品では聞く事が出来ない、シンプル&ストレートなバラード。
⑥激しいギターリフ&Gソロのハードなファンク・ロック。多彩な音楽性が光る曲。
⑦ちょっとモータウン風なメロウなR&Bなバラード。
⑧ファルセットで歌うキュートなポップ・ソング。チャカ・カーンがカバーしヒット。
⑨ラストもバラードですが、本作は愛がテーマの売れ線狙いなので仕方なしか・・・
①全米11位、全英41位、②、⑦、③、⑥をシングルカット
前作と同じく全作詞作曲、演奏、セルフ・プロデュースを全てをこなしたアルバム。
プリンス曰く、本作は売れ線狙いの詐欺のようなアルバムと公言。
この辺りはデビュー作が思った程売れなかった為、本作は売れ線狙いだったとの事。
狙って売れるのがプリンスならでは、そして売れたら好きな事をするで、次作はプリンスらしく過激に、そして変態チックな作品(&ファッション)に。
昔カタログを見ていて邦題「愛のペガサス」?だったのですが、アルバムの裏ジャケ&邦盤「Sexy Dancer」シングル・ジャケットを見て納得。
本作以降に発動する濃密で粘っこい変態を予感させる、ジャケット&邦題かも。
●参考