Efterklang/Piramida | Sinn音楽館

Sinn音楽館

CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「Efterklang/Piramida」・2012年・4th

01  Hollow Mountain

02  Apples

03  Sedna

04  Told To Be Fine

05  The Living Layer

06  The Ghost

07  Black Summer

08  Dreams Today

09  Between The Walls

10  Monument

(PV&参考動画:①~③、⑤~⑦、⑨、⑩)

 

●エフタークラング(Wiki

2000年結成のデンマークのロックバンド。バンド名はデンマーク語で記憶、影響の意。

メンバーはキャスパー・クラウセン(Vo)、マッズ・ブラウアー(El)、ラスマス・シュトルベルグ(B)

トーマス・キリラス・ハスマー(Dr)が脱退し3ピース・バンドに。

 

●4th:「Piramida」

3rd「Magic Chairs」から1年7ヶ月ぶりの4th。

 

①淡々と奏でられるエレクトロニカ。ひんやりとしたコーラスと雰囲気。

②哀愁エレ・ポップ。本作の中で最もキャッチーで判りやすい曲。

③クール&ダーク、そして重い初期路線のエレクトロニカ。

④ニューエイジ・ミュージックに儚げな歌声がマッチした不思議な曲。

⑤様々な音が混じり合うエレクトロニカ。悲しく儚げな雰囲気はバンドならでは。

⑥サンプリング音が入り乱れる音の万華鏡のような曲。

⑦焦燥感と不穏な雰囲気を漂わせる、初期路線のエレクトロニカ。お気に入り。

⑧希望の光のような暖かく柔らかいな曲。

⑨ダンス・ポップを取り入れた異色曲。

⑩音の波間に漂うようなアンビエント・ミュージック。

 

②プロモ・シングル? 10曲中8曲にPVあり。

アルバム・タイトル「Piramida」は、北極圏のスピッツベルゲン島のゴースト・タウンから。

 

全作はポップでドリーミーな音作りでしたが、本作は実験的なエレクトロニカ路線へ回帰。

実験的というか前衛的な環境音楽状態で、聞くたびに新しい発見があるアルバム。

 

本作の制作過程をドキュメンタリー映画化。

スピッツベルゲン島のゴースト・タウンで寝泊まりし、様々な音を収集するメンバー。

 

日本でも僅かながらも上映されたようです。

 

バンドは2014年に解散、その後再結成し、2016年に5th「Leaves」をリリース。

解散と再結成の経緯はよく判らずで、本作以降情報が少なくなっており調べきれず・・・

 

●参考

Efterklang(エフタークラング):ディスコグラフィ&関連記事