「鈴木彩子/19才の鼓動」・1992年・3rd
01 COUNT DOWN
02 雨より冷たい世界 (アルバム・ヴァージョン)
03 プールサイド
04 私の約束
05 風に吹かれて
06 蜃気楼
07 かたちのない魅力
08 好きと言おう
09 いつかきっと
10 夢の行方
11 ひとりぼっちの意味 (アルバム・ヴァージョン)
12 電話できなかった
(PV:⑧)
●鈴木彩子(Wiki)
1990年デビューの女性ロッカー。1998年サイコ、2001年SAICOに改名。
代表曲は「葛藤」、「HELP」、「春夏秋冬」、「あの素晴しい愛をもう一度」など。
●3rd:「19才の鼓動」
2nd「明日へつながる道」の9ヶ月リリースの3rd。
作詞:鈴木彩子(②、④、⑥、⑦、⑨、⑩)、上田知華(①、③、⑤、⑧、⑪、⑫)
作曲:鈴木彩子(②、④、⑥、⑦、⑨、⑩)、上田知華(①、③、⑤、⑧、⑪、⑫)
①青春歌謡ロック・ナンバー。作り込まれた産業ロック風。
②「社会」、「学校」、」大人」への反抗を歌う。10代ならではの歌詞。
③ガール・ポップ路線の夏が舞台の甘酸っぱい青春歌。
④軽快歌謡ロック。後の鈴木彩子のイメージと違う明朗な曲。
⑤キャッチーなシティ・ポップ。上田知華らしい歌詞&メロディの曲。
⑥スリリングなアイドル歌謡曲風、キラキラした音色が80s風。
⑦先行き不安な気持ちを歌う。憂い漂う歌声による哀愁歌。
⑧直球ド真ん中な甘酸っぱいラブ・ソング。野球と鈴木彩子が結びつかない異色曲?
⑨キャッチーなガールズ歌謡ロック。サビが印象的。
⑩友情と未来を歌う青春メッセージ・ソング。青臭さがイイ感じ。
⑪いじめで自殺した中学生がテーマの重い歌詞のフォーク・ソング。
⑫「青春」がテーマのピアノ・バラード。
⑪5th(CW②「雨より冷たい世界」)、⑤6th(CW⑦「かたちのない魅力」)
④8th(CW「空へ」)、⑧7thCW
鈴木彩子10代最後のアルバム。
鈴木彩子作詞作曲6曲、上田知華作詞作曲6曲と方向性が絞られ聞きやすいアルバム。
鈴木彩子作詞曲は10代ならではの未来への不安や孤独、反抗心がテーマ。
サウンドを含め良く作り込まれ、軽快明朗で万人向けですが無難すぎにも感も否めず。
⑪「ひとりぼっちの意味」は後の鈴木彩子を予感させる曲。
次作4th「けがれなき大人への道」でブレイク。鈴木彩子らしさが花開くで聞き手を選ぶアーチストへと成長。
●参考&過去記事