「Prince/Purple Rain」・1984年・6th
09 Purple Rain
●プリンス(Wiki)
1978年デビューのアメリカ人ミュージシャン。
代表曲は「When Doves Cry」、「Purple Rain」、「Kiss」、「Batdance」等。
●プリンス&ザ・レヴォリューション(Wiki)
1979年結成、1986年解散のプリンスのバック・バンド。
本作時のメンバーはウェンディ・メルヴォワン(G、Vo)、リサ・コールマン(Key、Vo)、ブラウン・マーク(B、Vo)、マット・フィンク (Key、Vo)、ボビー・Z(Dr)
●6th:「パープル・レイン」(Wiki)
5th「1999」の1年8ヶ月後リリースの6th。
プリンス&ザ・レヴォリューション名義。主演映画「パープル・レイン」サウンドトラック。
①痺れるイントロの軽快なビートのロック・ナンバー。プリンス弾きまくりののGソロも◎
②キャッチーなポップソング。アポロニア(映画のヒロイン役)とのデュエット。
③しっとりとしたバラード。ファルセット&シャウトな不思議な曲。
④凝ったアレンジのエレクトリック・ファンク。Gソロがメタリックな異色曲。
⑤当時話題のセクシャルなナンバー。映画のシーンに合っていたけど歌詞は・・・
⑥「ビートに抱かれて」:ベースレスの密室ファンク。衝撃的で毒性の高い曲とPV。
⑦エレポップとファンクが融合したポップ・ナンバー。キャッチーなサビと音色が印象的。
⑧前曲から雪崩込むファンキーなロック・ナンバー。ザ・80年代なシンセの音色も良し。
⑨センチメンタルなパワー・バラード。映像の印象が強いで映画のクライマックスで使用。
⑥全米1位、全英4位、①全米1位、全英7位、⑨全米2位、全英6位、⑦全米8位、全英58位、②全米25位、全英7位
アメリカだけで1300万枚、世界で2500万枚を売り上げたプリンスの代表作。
当時はまったく判らずでしたが、本作が一番ロック色が強いアルバム。
本作を聞いたのは洋楽の聴き始めで何も知らずの頃。ラジオ、レコード、そしてPVをひたすら聞いて見るだけで、音楽的な位置づけなんて考えた事もありませんでした。
後年CDを揃え1stから聞いた時に本作の異色ぶりが判ったで、本作以前の音楽性からシレッと路線変更されたアルバム。
そして大ヒットしたにも関わらず、当たり前のように音楽性を変更するのはプリンスならでは。
プリンスのチャンネルは充実しており、アルバム収録曲だけでなくデラックス・エディションの音源や、ライブ音源等盛りだくさん。
更に近年はアルバム・フル音源までも用意されております。
●参考&過去記事