Enya/The Memory of Trees | Sinn音楽館

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「Enya/The Memory of Trees」・1995年・4th

01  The Memory of Trees

02  Anywhere is

03  Pax Deorum

04  Athair Ar Neamh

05  From Where I am

06  China Roses

07  Hope Has a Place

08  Tea-House Moon

09  Once You had Gold

10  La Soñadora

11  On My Way Home

(PV:②、

 

●エンヤ(Wiki

1980年ファミリーバンド・クラナドに参加、1982年脱退しソロへ。

何百回もオーバー・ダビングする独特の手法で「Orinoco Flow」を大ヒット。

 

●4th:「メモリー・オブ・トゥリーズ」

3rd「Shepherd Moons」から4年ぶりの4th。

インスト①、⑤、⑧、ゲール語④、ラテン語③、スペイン語⑩、それ以外英語歌唱曲。

 

①神秘的幻想的なインスト曲(遠い歌声&コーラス有)。

②軽快なマーチ、リズミカルなワルツのような曲。本作一のポップさ

③呪文のようなラテン語歌唱曲。情景が浮かんでくるようなノスタルジックな曲。

④ゲール語歌唱の幻想的な曲。エンヤの優しく包み込むような歌声が◎

⑤耽美なピアノ・インスト小曲。

⑥エンヤの美しい歌声がハマる優雅でたおやかな曲。

⑦レクイエムのような心に沁みる・・・この曲が一番のお気に入り。

⑧オルゴールのような懐かしく優しい音色のインスト曲。

⑨神々しい讃美歌のような曲。

⑩スペイン語歌唱曲。呪詛のようなちょっと暗さのある曲かも。

⑪月と星空、そして日常を歌う回りまわるワルツ。

 

②全英7位、⑪全英26位、②日本ではTVドラマ主題歌、CMソングとしてお馴染み。

邦盤は⑫「Oriel Window」を追加収録。

 

アメリカではシングルヒットせずも、アルバムチャート9位となり300万枚以上売上。

ポップな音楽性で世界中にファンを増やした作品。時間をかけて少しずつ音楽性を変化させたで、寡作なアーチスト・エンヤらしいアルバム。

 

個人的にはエンヤの作品の中で、最もアートワークが好きな作品。

裏ジャケットやCDデザインも含め統一感があり凝っております。

 

ジャケットはアメリカ人画家マックスフィールド・パリッシュの(左)「The Young King of the Black Isles」がモチーフ。

(右)表ジャケットよりも(中)中ジャケットの方は構図もそのまま。

 

マックスフィールド・パリッシュは「Daybreak」が有名で、The Moody Blues「The Present」、Dalis Car「The Waking Hour」に使われております。

 

●参考

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