Emerson, Lake & Palmer/Live at the Mar Y Sol | Sinn音楽館

Sinn音楽館

CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「Emerson, Lake & Palmer/Live at the Mar Y Sol Festival '72」・2011年・ライブ

01  Hoedown

02  Tarkus

03  Take A Pebble

04  Lucky Man

05  Piano Improvisation

06  Pictures At An Exhibition

07  Rondo

(注:公式音源無し、アルバム全曲動画

 

●エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Wiki)

イギリスのプログレッシブ・ロックバンド。

キース・エマーソン(Key)、(B、Vo)、カール・パーマー(Ds)により1970年結成。

 

●ライブ:「ライヴ・アット・マール・イ・ソル・フェスティバル、プエルトリコ」

1972年4月2日のプエルトリコでのライブを収録。

発掘音源物でBOXSET「From the Beginning」に収録。本作は後に単品販売された物。

 

1st「Emerson, Lake & Palmer」:③、④
2nd「Tarkus」:②
ライブ「Pictures at an Exhibition」:⑥

3rd「Trilogy」:①

 

①ベースの音がデカい(逆にKeyが小さい)けど、生々しいオープニング。

②熱狂のタルカス。グレッグ(だと思う)の掛け声入りや、各パートの生々しい音が◎

③繊細なキースのピアノが美しい「石をとれ」。

④カントリー・テイストのバラード。グレッグの声がよく出ていて良いです。

⑤キースのピアノ~「石をとれ」へ続く。後の「Ladies and Gentlemen」と聞き比べも面白い。

⑥「展覧会の絵」の抜粋短縮版ですが、各パートが攻撃的で凶暴。

⑦カールのドラム・ソロが聞きどころ。The Niceの曲で当時のアンコールの定番曲。

 

②&⑥を収録したアナログが限定盤としてリリースされていたようです。

 

3rd「Trilogy」リリース前のライブで、初期の名曲を濃縮収録。グレック・レイクのMCや観客の歓声もそのまま収録。

EL&Pのオフィシャルを含めたライブ盤の中で、本作が最もお気に入りでよく聞く一枚。

 

スタジオ盤では味わえない荒々しく凶暴なライブで、聞くとボルテージが上がる事間違いなし。旬という言葉が当てはまるで、バンドの上昇期の旬なライブ。

唯一残念なのは各パートのバランスの悪さですが、それを差し引いても聞く価値ありの一枚。

 

●参考

Emerson, Lake & Palmer:ディスコグラフィ&関連記事