Impellitteri/Answer to the Master | Sinn音楽館

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「Impellitteri/Answer to the Master」・1994年・3rd
03  Warrior
06  Something's Wrong with the World Today
09  The King Is Rising
(注:公式音源無しの為リンク切れの可能性有。アルバム全曲動画

 

●インペリテリ(Wiki
1987年結成のHMバンド。クリス・インペリテリ以外のメンバーは流動的。
本作のメンバーはクリス・インペリテリ(G)、ロブ・ロック(Vo)、ジェイムス・アメリオ・プーリ(B)、ケン・メリー(Ds)。
 
●3rd:「アンサー・トゥ・ザ・マスター

2nd「Grin & Bear It」、EP「Victim of the System」に続く3rd。

アメリカンHR路線の2ndから、原点回帰しネオクラ、スピード・メタル路線へ。

 

①重くうねるような音と、キャッチーなサビが印象的なオープニングトラック。

②印象的なイントロとロブ・ロックのパワフルなボーカル、そしてギターソロと文句無し。

③80年代HMの香りが漂う、ロブ・ロック色の強いミドル・ナンバー。

④ロブ・ロックの熱唱が光るパワーバラード。ロブはこれだけ歌えても評価が低い気が・・・

⑤ギターソロの為にあるような曲?勿論テクニカルなGソロが聴き所。

⑥普通の曲というか、本作の中では位置的にも息継ぎ的な曲。

⑦タイトルトラックはクリスのギターが炸裂する疾走曲。

⑧畳み掛けるように続けて疾走曲。ギターだけでなくドラムもよく一番バンドらしい音。

⑨ラストは硬質HMチューン。

 

インペリテリらしいネオクラシカルなアルバムで、ファン人気の高い1枚。

 

90年代前半はストレートなHMは衰退し絶滅危惧種状態。

日本ではインペリテリを初め、このカテゴリーの音楽とバンドは人気があり、世界の流れとは別に様々なCDがリリースされてました。

 

現在だとガラパゴス化とか書かれそうですが、遊びで趣味でリリースされていた訳ではなく日本での売り上げ実績があったからで、インペリテリはその中でも優秀なバンドだったかも。

ただし日本ではかなり売れたけど、当時日本以外の国ではほととんどリリースされず・・・

 

●参考