野田幹子/ヴァカンス・ヴァカンス | Sinn音楽館

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CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「野田幹子/VACANCE EST VACANCE」・1990年・5th
01
 8月の砂時計 (Long Version)
02
 Travelin' Heart
03  Waitin' Beach
04
 バスケット・ヴァカンス
05  Green Leaves Of Summer' 82
06  Rain Forest
07  Like Every Boy&Girl
08  Empty Bottle -room 402-
09  寂しい私を知らないで
10  8月の砂時計 -reprise-
11
  バスルーム・レイン
12  Bedtimes & Moonshine

(公式音源無し)

 

●野田幹子(Wiki

1987年「太陽・神様・少年」でデビューのシンガーソングライター。

 

●5th:「ヴァカンス・ヴァカンス」

4th「ハッピーエンドが好き」の11ヶ月後リリースの5th。

 

作詞:野田幹子(①~⑧、⑩、⑪)、戸沢暢美(⑨)、渚十吾(⑦、⑫)

作曲:野田幹子(③、⑦、⑨、⑪)、杉真理(①、⑩)、鈴木智文(②、⑦)、棚谷祐一(④)、渚十吾(⑤、⑨、⑫)、板倉茂隆(⑥、⑧)

 

①杉真理作のオシャレなリゾートポップ。甘くキュートな歌声◎

②失恋旅行がテーマの明るくポップな失恋ソング。

③まんまビーチ・ボーイズな爽快サンシャイン・ポップ。

④ピチカート風な渋谷系オシャレ・ポップ。軽快なリズム心地良し。

⑤切ない歌声が響くノスタルジックなスロー・バラード。

⑥ヴェルヴェット・ボイスが心地良いアンビエント。

⑦50s~60sの香りが漂うオールディーズ風ダンス・ポップ。

⑧セルフ・コーラスが心地良いレトロなフラワーポップ風。

⑨吐息のような歌声がスッと耳に入るAORなシティ・ポップ。

⑩①のリプリーズ。場面転換のように挟み込まれた小曲。

⑪煌びやかなガール・ポップサウンドの爽快すぎる失恋歌。

⑫映画音楽の様なムーディーなインスト(ちょっとコーラスあり)。

 

①6th(CW「こぼれる水」):ミノルタCMソング、②7th(CW「スマイル」)

前作「ハッピーエンドが好き」はブリティッシュ・ポップ路線でしたが、本作は夏の(ひとり)旅を描くリゾート・ミュージック。

 

野田幹子のアルバムの中で最も明るくポップでオシャレな1枚。

①~②が素晴らしいでガールポップの王道的な2曲でスタート。シティ・ポップ、ガール・ポップの屈指の名盤なのですが話題とならず・・・

 

このアルバムのブックレットが地味と思っていたのですが・・・初回盤があったで24Pのオールカラーのブックレットだそうです。

どちらも製品番号が同じなので、帯表記かブックレットの厚みで判断するしかないかも。

 

通常盤はモノクロで寂しい・・・

 

●参考&過去記事