「Phil Collins/No Jacket Required」・1985年・3rd
01 Sussudio
02 Only You Know And I Know
03 Long Long Way To Go
04 I Don't Wanna Know
05 One More Night
06 Don't Lose My Number
07 Who Said I Would
08 Doesn't Anybody Stay Together Anymore
09 Inside Out
10 Take Me Home
(PV:①、⑤、⑥、⑩)
●フィル・コリンズ(Wiki)
ジェネシスのボーカル&ドラム。1981年からソロ活動開始。
代表曲は「Against All Odds」、「One More Night」、「A Groovy Kind Of Love」等。
●3rd:「ノー・ジャケット・リクワイアド」(Wiki)
2nd「Hello, I Must Be Going!」の2年2ヶ月後リリースの3rd。
①キャッチー、ファンキー、ゴージャス、ダンサブルなポップ・ナンバー!
②ホーンが印象的なアッパーなダンス・ナンバー。
③暗く陰鬱なスロー・ソング。スティングがバッキングで参加。
④「知りたくないの」:80sサウンドのノリノリなダンス・チューン。
⑤切々と歌い上げる大人のバラード。優しいメロディとサックスが印象的。
⑥ポップ&キャッチー、ほんのり漂うモータウン・サウンドが隠し味。PV必見♪
⑦アフリカのリズム?が派手に炸裂するビート・ナンバー。
⑧「静寂の扉」:数少ないジェネシス風の陰りを感じる曲。フィルのドラミング◎
⑨本作の中ではちょっと地味なミドル・ナンバー。
⑩ノスタルジックなポップ・ナンバー。PVは日本を含む世界各所で収録。
⑤全米1位、全英4位、①全米1位、全英12位、⑥全米4位、⑩全英19位、全米7位
CDのみ⑪「We Said Hello Goodbye」追加収録。旧邦題「フィル・コリンズIII」
アルバム・タイトルは「スーツ・ネクタイ着用必須」(Jacket Required)から。
「世界一忙しい男」と呼ばれたフィル・コリンズの全盛期のアルバム。
80年代の流行の最先端の音ゆえ、後の世代には否定的な評価も意外に多し。
レコーディング・メンバーはダリル・ステューマー、ゲイリー・バーナクル、リーランド・スカラー、フェニックス・ホーンズ(EW&Fホーン)、スティング(③、⑩)、ピーター・ガブリエル(⑩)等が参加。
前作から本作までに映画「カリブの熱い夜」主題歌「Against All Odds (Take A Look At Me Now)」(全米1位、全英2位)、フィリップ・ベイリーとのデュエット「Easy Lover」(全米2位、全英1位)が大ヒット。
「One More Night」
寂しげなメロディとは真逆の熱く情熱的な曲。
「Sussudio」のライブの後のパブの閉店後が舞台。
「Sussudio」
パブでの熱狂のライブ。
聴くたびに「ス・ス・ススーディオ~」と一緒に歌いたくなるキャッチーさが◎
フィル・コリンズの愛嬌たっぷりなコミカルさ、時折見せるシリアスさ、あの頭の薄さも映像向きかもで、当時のMTVにマッチし大ヒット。
(左)2016年リマスター化、その際にジャケットを現在のフィルの顔写真へ変更。
賛否ありますが、フィルらしくてありだと思います。
●参考&過去記事