「斉藤由貴/age」・1989年・8th
01 LUCKY DRAGON
02 N’oublie pas Mai (5月を忘れないで)
03 ガラスの天球儀
04 LUNA
05 永遠のたそがれ
06 DOLL HOUSE
07 あなたの存在
08 雨色時計店
09 In my house
10 LUCKY DRAGON (Service Version)
●斉藤由貴(Wiki)
1984年デビューのアイドル、歌手、女優。
代表曲は「卒業」、「白い炎」、「悲しみよこんにちは」、「夢の中へ」等。
●8th:「アージュ」(Wiki)
7th「TO YOU」の5ヶ月後リリースの8th。
作詞:斉藤由貴(⑦)、谷山浩子(①~⑥、⑧~⑩)
全作曲:崎谷健次郎
①ポップ&キャッチーなユーロビート。チープなサウンドが当時流行。
②ちょっとアニソン風歌謡エレポップ。キャッチーなサビと歌声◎
③哀愁ユーロビート。当時邦楽もこの手の音多しでした。
④オルゴールのような音色のファンタジックなスロー・ソング。
⑤郷愁感あふれる童謡のようなバラード。
⑥優雅でオシャレなフレンチ・ポップ。メルヘンチックな歌詞◎
⑦淡々と歌うワルツ。本作の唯一の斉藤由貴作詞曲。
⑧アンニュイな歌声が良いアンビエント・ポップ。
⑨斉藤由貴がラップのように意味不明に語る・・・テクノなダンス・ポップ。
⑩①のVer違いでモロPWL風。正直蛇足気味。
アルバム・タイトルはフランス語で「成熟」の意。
③、④、⑥は後に谷山浩子がセルフカバー。
ユーロビート、ハウス、フレンチを取り入れた異色作。
全曲上記路線でないけど序盤3曲が異色曲で、それがそのまま本作の印象になっている模様。
個人的には⑨は当時聞いてウ~ンと思ったで、何を意図しているのか判らずでした。
正直流行を追いすぎたかもでユーロビート、ハウス・サウンドが斉藤由貴に合わず。
斉藤由貴が歌うとミスマッチすぎてバッタ物、偽物感が・・・この路線は不評で次作から従来路線に戻っております。
13thシングル「夢の中へ」(井上陽水のカバー)未収録。
ファンはアルバムに収録、未収録に関係なくシングルを購入、一般層はヒット曲の有無は購入動機の影響大、この曲の未収録はアルバム・セールスにも影響したようです。
●参考&過去記事