W.A.S.P./The Headless Children | Sinn音楽館

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「W.A.S.P./The Headless Children」・1989年・4th
01  The Heretic (The Lost Child)
02  The Real Me
03  The Headless Children
04  Thunderhead
05  Mean Man
06  The Neutron Bomber
07  Mephisto Waltz
08  Forever Free
09  Maneater
10  Rebel In The F.D.G.
(PV:

 

●W.A.S.P.(Wiki

1982年ブラッキー・ローレスを中心に結成。LAメタルの代表的なバンド。

ブラッキー・ローレス(Vo、G)、クリス・ホルムズ(G)、ジョニー・ロッド(B)、フランキー・バネリ(Dr)はサポートの模様。

 

●4th:「ヘッドレス・チルドレン」(Wiki

3rd「Inside The Electric Circus」から3年ぶりの4th。

 

①ずっしり重いサウンドが響く不気味&ドラマティックなHM。
②The Whoをヘヴィに爽快にカバー。これが合っており本作の良いアクセント。
③ヘヴィなサウンドのダークでシリアスなHM。ケン・ヘンズレーの好演◎

④「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」と拳を突き上げ叫びたくなるシアトリカル・ロック。
⑤キャッチーな疾走ロックンロール。クリスの4ワード連発の生活を歌う快作♪

⑥LAメタル+ブリティッシュ・ロックのシリアスなHM。アイアン・メイデンっぽいかも。
⑦アコースティック・ギターによるインスト小曲。
⑧ユーライア・ヒープ風のイントロ、前半カントリー・バラード、中盤ハードに転調。

⑨猪突猛進な疾走HM。哀愁コーラスとメタリックなGソロもイイ感じ。
⑩ワスプらしいノリノリなロックンロール。ワンパターンなGソロもらしくて好き。

 

②全英21位、⑤全英23位、⑧全英25位

1998年リマスター再盤時に⑪「Locomotive Breath」、⑫「For Whom The Bell Tolls」、⑬「Lake Of Fools」、⑭「War Cry」、⑮「L.O.V.E. Machine」(Live)、⑯「Blind In Texas」(Live)を追加収録。

 

スティーヴ・ライリー脱退、フランキー・バネリ加入。

ケン・ヘンズレー(ユーライア・ヒープ)、リタ・フォード(クリスの奥さん)がゲスト参加。

 

ケン・ヘンズレー効果大で本作はブリティッシュ・ハードロックの音色が印象的。

W.A.S.P.の最高傑作は5th「The Crimson Idol」の声多しですが、個人的には本作がバンドの最高傑作。

 

W.A.S.P.のアルバムカバーで一番好きなのが本作。

ホラーも真っ青なスカルなイラストに、古今東西の独裁者や悪人をコラージュ。登場人物等が微妙に修正されております。

(右)修正前のオリジナルですが、再盤ではごちゃ混ぜになっているようです。

 

唯一所持のW.A.S.P.のTシャツは、このアルバムアートの物。

ワスプを知らない人には、なんていうホラー映画のTシャツですか?と聞かれました・・・

 

本作リリース後クリス・ホルムズ脱退(新婚生活を優先?離婚後復帰と判りやすすぎ)。

その後解散状態となり次作「The Crimson Idol」は、当初ブラッキーのソロとして作成される事に。

 

 

●参考&過去記事