「The Black Dahlia Murder/Ritual」・2011年・5th
01 A Shrine To Madness (Ritual Of Celebration)
02 Moonlight Equilibrium (Ritual Of Transformation)
03 On Stirring Seas Of Salted Blood (Ritual Of Condemnation)
04 Conspiring With The Damned (Ritual Of Communication)
05 The Window (Ritual Of Abduction)
06 Carbonized In Cruciform (Ritual Of Conjuration)
07 Den Of The Picquerist (Ritual Of Mutilation)
08 Malenchanments Of The Necrosphere (Ritual Of Condemnation)
09 The Grave Robber's Work (Ritual Of Desecration)
10 The Raven (Ritual Of Observation)
11 Great Burning Nullifier (Ritual Of Emancipation)
12 Blood In The Ink (Ritual Of Indoctrination)
（PV：②）
●ザ・ブラック・ダリア・マーダー（Wiki）
2000年結成のアメリカのメロディック・デスメタルバンド。
メンバーはトレヴァー・スターナド（Vo）、ブライアン・エスクバック（G）、ライアン・ナイト（G）、バート・ウィリアムス（B）、シャノン・ルーカス（Ds）
●5th：「リチュアル」
4th「Deflorate」の2年後リリースの5th。
①静寂なストリングスで幕開けから一転し絶叫爆走。メロディアスなGソロ◎
②初期を彷彿させるメロディック・デスメタルの王道曲。重いリフ＆Gソロが最高。
③重苦しく息苦しさを感じるデスメタル。メロディアスなGソロがアクセント。
④疾走～スロー～加速し駆け抜ける、緩急差が激しいメロディック・デスメタル。
⑤北欧メロディック・デスメタルなダークでメロディアスな疾走曲。
⑥禍々しくダークなブラック・メタル風。激しく展開が変わるドラマティックな曲。
⑦ハードコア＆パンキッシュ。軽いドラムが新鮮だけどボートラっぽく感じる曲。
⑧荒々しく激重なブルータルなUSデスメタル。ラップ調の歌い回しとコーラス◎
⑨洪水状態ブラスが良い哀愁疾走曲。テクニカル＆メロディアスなGソロがイイ！
⑩シンプルに疾走し続けるメロディック・デスメタル。叙情的なサビが良い味付け。
⑪メタルコア風のヘヴィでひたすら重い曲。哀愁と悲壮感を感じるサウンドが印象的。
⑫Keyの音色が新鮮な猪突猛進な突撃爆走曲。ドラマティックなブラックメタル風。
「儀式」、「邪悪」、「獰猛」、「咆哮」、「絶叫」、「狂気」、「荘厳」、「爆走」な内容。
メンバーは変われどアルバムを出すたびに完成度が上がるバンド。目新しさはないけれど、同じ場所にはとどまる事なく進化。
前作から加入のライアン・ナイトの影響度大でテクニカル＆メロディアス度がUP。
各曲の物語を和訳記載した邦盤がおススメ。もっとも各曲の内容は音楽以上に凶悪極悪で、常人なら嫌悪感を抱く内容だけど・・・
バンド初の収録時間40分越え。
前4作（30分台前半）より10分程長いだけですがお腹一杯。情報量が多く、緩急差が激しいで聴く体力も必要かも。
●参考＆過去記事
