「Yes/Relayer」・1974年・7th
02 Sound Chaser
03 To Be Over
●Yes(Wiki)
1968年結成のイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。1981年解散、1983年再結成。
本作のメンバーは、ジョン・アンダーソン(Vo)、クリス・スクワイア(B)、スティーヴ・ハウ(G)、アラン・ホワイト(Ds)、パトリック・モラーツ(Key)
①「錯乱の扉」:静と動の対比の展開&各パートの攻撃的な演奏が凄すぎ。
②スティーヴ・ハウの狂気を滲ませたギターが印象的なジャズ・ロック。
③イエスらしい嫋やかな曲。①と②を聴いた後だとそう思うのかも。
①「The Gates Of Delirium」の終盤部分をシングル・カット。
トルストイ「戦争と平和」をモチーフにした壮大な作品。
ジョン・アンダーソンの神秘幻想的な世界感と、パトリック・モラーツのジャズ、ラテンフレーバーが混じって面白いと思うばかり。
本作以前の音楽性と大きく異なるで、異色作扱い敬遠されがちなアルバムかも。
本作はリリース時は意外にも低評価だったそうです。この辺はリック・ウェイクマンの評価が神格化されていたゆえのようです。
後追いで時系列無視で聴いた自分には本作の低評価は謎でした。
このラインナップは本作のみで、パトリック・モラーツはツアー後脱退、リック・ウエイクマン復帰。