東洋医学概論 精と気 血 津液 | 鍼灸学生の勉強ブログ

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生理物質の相互作用

 

気 血 津液は主として

水穀の精微から化生され

生命活動を維持する物質である。

 

これらは生理的に相互に依存し、

相互に制約する関係にある。

したがって互いに影響されやすい。

 

 

 

精と気

 

気は精を生じ、精は気を生じる。

相互転化の関係にあり、

精気と呼称される場合がある。

 

精は腎に蓄えられ原気を生み出す。

気が充足すれば臓腑の機能も正常に働く

臓腑が水穀の精微を化生することができ、

精は満ち溢れ、腎に蓄えられる。

つまり気の充足が精を生み出す条件となる

また気は精を固摂し、精は充足する。

 

 

 

精と血

 

両者ともに水穀の精微から化生され、

精は血を生じ、血は精を生ずる。

という相互関係にある。

このような精と血の関係を

精血同源と呼ぶ。

 

精の一部は脈中に入り、

血の構成成分となる。

全身を巡っている血は、

臓腑に精を補充する。

 

 

 

精と津液

 

ともに水穀の精微から化生され、

身体を潤す特徴ある。