ダイエットや禁煙ができないのは、ダメ人間だから?? | 気功師コーチが教える、悪縁を消し去り良縁を引き寄せるコツ

気功師コーチが教える、悪縁を消し去り良縁を引き寄せるコツ

認知科学に基づいた気功を使った情報空間の書き換えで、あなたの悪縁(失恋や離別によるトラウマや後悔、お金がない状態、行動できない自分etc)を消し去ります。良縁(理想の人間関係、お金、仕事、健康)を引き寄せる気功技術の講座も公開&伝授。読むだけで変わるブログ。

●ダイエットや禁煙ができないのは、ダメ人間だから??

 

あなたは過去に、心からやめたいことをやめられなかったことがありませんか?

 

ちなみに、僕にはあります。しかも、何回も。。。

 

あまり大きな声では言えないですが、その中でも特に自分の中の黒歴史になっているのが「パチンコ」です。

 

きっかけは良くある話で、大学生の時にある悪友にさそわれて初めてパチンコに行って、その日からガッツリとハマってしまいました 汗。(良くあるビギナーズラックでたまたま勝っちゃったんですね。。。)

 

それからというもの、ほぼパチンコ依存症という状態を抜け出すのに、たぶん、5、6年はかかったと思います。

 

当然ですが勝ち続けることなんかできませんので、当時は絶対に手を付けてはいけない家賃や光熱費などもパチンコにつぎこんで、電気が止まることも日常茶飯事のような日々。

 

はっきりいって、「Mr.クズ」のような生活をしていました。

 

どうでもいい余談ですが、ガス給湯器は着火に電気を使いますので、電気が止まるとお湯もでなくなります。

 

仕事でクタクタになって家に帰ってきたとき、お金もなく、電気はつかず、風呂にも入れず、冷房もつけられない、暗黒かつ灼熱の部屋で一人で過ごした絶望の夜を、今でもたまに思い出します。

 

話を戻します。。。

 

では、当時の僕のように、なぜ人間は「心からやめる!」と決意したことに挫折してしまうのでしょうか?

 

「根性がないから?」「意志が弱いから?」「ダメ人間だから?」

 

すべて、NOです。

 

 

「WILLPOWER 意志力の科学」

ロイ・バウマイスター,、ジョン・ティアニー

 

この本では、


やめたい習慣をやめられないのは、あなたの意思が弱いからではない。

 

「意志力」というものは実は人間にとって、「筋力」と同じような使えば疲弊していく有限で貴重な資産である。

 

ということを科学的な実験で実証しています。

 

人は仕事や生活、そして人間関係など日々の生活の中で、その貴重で有限なエネルギーをどんどん消費しています。「意志力」が弱まると、刺激や欲望を普段より強く感じるようになって、さらに、無理して我慢した後は、次の誘惑に負け易いという現象が起こります。

 

こんなか弱く有限である「意思力」によっかかって、悪しき習慣をやめることは僕らが人である限りは、なかなか難しいわけです。

 

ではどうすればいいのか?

 

「意志力」を効果的に使うためのヒントとして、

 

「何かをやめたいときは、一度に目標を広げずに重要な一つに絞る」

 

という方法がこの本では提示されています。

 

シンプルに言えば、タバコと深夜のポテチを一緒にやめるよりもタバコをやめることだけに「意志力」エネルギーを集中して使う方が成果が出やすいということです。

 

実際、「意志力」を集中して使える状態ならば、しばらくは成果がでることはよくあります。

 

とはいっても、最近、禁煙はうまくいっていたのに、ハードなクライアントとの仕事がやっと終わって、同僚と飲みにいったら横でたばこを吸われて、つい、もらいたばこをして吸ってしまった…

 

というような経験が、あなたにもあるのではないでしょうか?

 

「意志力」の出所は一つなので、クライアントのムチャな要求に我慢することも、タバコを吸わない事も、同じように消費されるわけです。クライアントを殴るわけにはいかないので、重要なことから「意志力」は使われていき、結果、タバコを我慢することができなくなるわけです。

 

ですが、「意志力」の枯渇による何かしらの挫折という現象は、人間の仕組みとしては当たり前であって、実は、ここでどう対応するかが極めて重要になります。

 

「スタンフォードの自分を変える教室」の著者であるケリー・マクゴニガルは科学的な実験から

 

「後悔する人ほど依存症になりやすい」

 

という法則を発見しました。これは現在の意志力研究のなかでもっとも有力な理論となっています。

 

さきほどの事例のように「意志力」が枯渇して禁煙中にタバコを吸ってしまった場合、罪悪感、自己不信、反省、自分に対する怒りという強い感情に飲まれてしまうと、そのストレスから逃れるためにまたたばこを吸ってしまう。という、最悪のスパイラルに入り込んでしまいます。

 

では、僕らはどう対応すればいいのでしょうか?それには、3つの対応方法があるとケリー・マクゴニガルは言います。

 

(1)沸き起こるマイナスの感情を意識にあげること

罪悪感、自己不信、反省、自分に対する怒りのような沸き起こる感情に飲まれるのではなく、今そういうマイナスな感情に陥っていると意識にあげることです。意識に上げれば対処できますので、バッドスパイラルから抜けられます。

 

(2)自分自身に問題や弱さがあると思わないこと。

人間にとって「意志力」は有限ですので、「意志力」がすり減ってしまえば悪い習慣を繰り返してしまこともあります。あなたののせいではなく、人間の「意志力」システムのせいであると考えることです。

 

(3)自分を批判するよりも励ます。

これまで子どもや部下等に指導してきたことを思い出してください。こうした人たちが挫折を味わったらあなたはどうしますか?悪かったことを指摘するかもしれませんが、最後には励まして前向きな方向に持っていくのではないでしょうか?自分に対しても二人称的な視点を持って励ますということが重要です。

 

悪い習慣を断ち切るには、人間に備わった「意志力」のシステムを理解し、自分を責めずに客観的に見て自分に寄り添う視点が必須なのです。

 

そして、ケリー・マクゴニガルはある実験から、「意志力」に関してもう一つの結論を導き出しています。

 

それが、

 

「未来の自分に親近感を持つ人ほど意志力が強い」

 

というものです。

 

未来の自分に親近感がある人は、まずはあまり怠けない、そしてあまり遅刻をしない、さらに、最終的には資産も多く、家を所有している人、そして貯金や退職後のための貯蓄も多い可能性が高いというデータが出たのです。

 

ケリー・マクゴニガルは「意志力」の実験と言っていますが、僕はこの結果に関しては、未来の自分に対する高い親近感=臨場感と考えると「意志力」というよりは、ホメオスタシス(恒常性)のエネルギーで未来が現実となっていくという無意識の力を証明していると考えています。

 

また、この「未来の自分への親近感」に関する一連の実験の中で、彼はもう一つある実験を行いました。

 

それが、仮想現実の画面の中で定年前の年をとった自分が「最近どうですか?今のあなたにとって大切なものは何ですか?」としゃべりかけてきて、それに対して被験者が答えるというものです。

 

その後、1000ドルの予算を振り分けてお金を管理してもらうという実験を行いましたが、未来の自分に合った被験者の集団の方が、未来の自分とは会わなかった人たちと比べ2倍以上の金額を退職口座に割り当てたというデータがでました。

 

つまり、「未来の自分」に対する親近感(臨場感)が、「貯蓄をする」という選択(フレームの書き換え)を引き起こしたわけです。

 

ここに、現状と未来を自分の望むカタチに変えていくヒントがあります。

 

今回、僕はケリー・マクゴニガルの仮想空間でのアバターを使った実験をヒントに、「未来エレベーター」という気功技術を作りました。
(ブログアップを休んでいる間に、僕自身がガンガン使っていたのですが、過去最高に使えて強力な成果が出るまさに自画自賛のできばえです 笑。)

 

この後、気功技術「未来エレベーター」の詳細についてお話しようと思ったのですが、今日はかなり長くなってしまいましたので、詳細については次回のブログで説明します。

 

最後までお付きあいいただき、ありがとうございます。 ^ ^

 

気功師シンクウの気功ヒーリングについて
詳しくは、こちらの「メニュー&料金」表をご覧ください。

 

お客様の声はこちらから

 

ご質問・お問い合わせはこちらから。

 

 

ブログに登場した、ケリー・マクゴニガルの参考図書です。

 

大阪・梅田・心斎橋・難波・キタ・ミナミ・京都・奈良・兵庫・和歌山よりお越しいただいております。東京、名古屋、福岡への出張も応相談しています。

 

縁結び、恋愛、不倫、結婚、悪縁切り、美容(美肌、小顔、バストアップ、アンチエイジング)、金運、開運、空、抽象度、悟り、エフィカシー、苫米地式認定コーチ、現状の外側、ゴール設定、チャクラ、気功、コーチング、内部表現書き換え、大周天に効果があります。