個人的映画覚書 2018 | イモの妄想神姫日記的なもの

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TFと神姫中心の玩具ブログでありたいと思いつも寄り道ばっかり。
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基本的にいろんなものと神姫を絡ませてます

どうも、古いトイレを見るとシャーマンキングを思い出す管理人、イモです。 


シネコンじゃない小劇場とかいくとさ、あるわけですよ。

で、思い出すわけですよ。木刀の竜のボウリング場を……。


チアキ「記憶がピンポイントすぎないか?」

 

さて、今年ももう映画館には行けなさそうなのでまとめに入ろうかと。

結局観た今年公開の映画は

 

キングスマン ゴールデンサークル

ブラックパンサー

グレイテスト・ショーマン

シェイプ・オブ・ウォーター

リメンバーミー

ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル

レディプレイヤー1

パシフィックリム アップライジング

アベンジャーズ インフィニティウォー

デッドプール2

ランペイジ 巨獣大乱闘

ピーターラビット

ハン・ソロ

ジュラシックワールド 炎の王国

インクレディブルファミリー

アントマン&ワスプ

ヴェノム

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

シュガーラッシュ オンライン

 

今年は19タイトルを観に行ってますね。

周回対象はアベンジャーズ、グレイテストショーマン、レディプレイヤー1でした。

円盤等で観た映画の総数は106。やっぱり去年の半数近くにまでなっちゃってますね。

とはいえ思ったよりいけたのはラッキーかな。

……しかし元々は教授にマウンティングされたのにイラッとしてはじめた映画カウントですが、単純に趣味の時間にどれだけ使ってるかっていう比重比較にもなるもんですねぇ。


さて、それでは今年も今年でコピペ文言をば。

今年公開の映画館で観たほぼ全ての映画の話するから中々長いよ!  あとネタバレ入っています!


チアキ「毎年毎年変わらないが、無駄に長いぞ。

興味がなければUターンしてくれ」

 

というわけで映画語りタイムでーす!

 

まず今年の映画全体です。

続編がやたら多いのは時期的なものとして、音楽すごいよね。

リメンバーミーにはじまって、グレイテストショーマンで大盛り上がり。ボヘミアンラプソディが最後に話題を持っていく。

ミュージカルはじめ音楽枠は必ず一定数ありますが、世間一般までの大ブームになることは中々ない状況の中、この辺は浸透率すごかったなーという感覚があります。

 ボヘミアンラプソディはクイーンだからってのもあるとは思いますが、ドキュメンタリーに近しい枠(だと思っている未見勢)なのに、色々メディアでも取り扱われたなぁ、と。

 皆やっぱり好きなのね。ちなみに僕は未見勢なのでボヘミアンラプソディと聞いてもまだハッチポッチステーション版が脳内再生されます。迷子の迷子の子猫ちゃん♪

 

さて、それでは毎年恒例にしたい、個人的な今年のランキングをのっけておきまーす。  

純粋に個人として楽しめたものよりもリア友に勧められる娯楽という意味でのランク付けです。

毎年の繰り返しになりますが、理想はフラッと寄った映画館で楽しくなれるエンターテイメント。芸術性や事前勉強が必要なものは僕の好きな映画像とは少しズレて来るのです。

 

第3位:リメンバーミー

 明るく楽しく、泣けるいい話。

 メソアメリカがマイブームかつハロウィン大好きな僕としては観に行かないという選択肢がない映画でしたが、本当に面白かった。

 テーマもしっかり、絵もキレイ。

 円盤買って既に周回してますが、やっぱり何度でも泣いてしまう。

 おススメ。

 

第2位:レディプレイヤー1

 オタク趣味全肯定映画。

 映画に音楽、アニメにゲーム、今まで生きてきて好きだったありとあらゆるサブカルチャー趣味が全て肯定されたような気になる、そんな素晴らしい映画でした。

 ガンダムをかっこいいって思ったの何年振りだろ……。

 「シャイニング」のシーンがあるのがちとクセですが、それを除けばマジで老若男女、大多数の人間に薦められるエンターテイメントですよ。

 サブカル趣味が少しでもあるという自覚がある人はホント観て……!

 

第1位:グレイテスト・ショーマン

 最高のエンターテイメント。

 ストーリーはすごくありきたりで展開は読めるかと思います。

主人公のヒュージャックマンも中々にアレ、というかアカン性格なので共感はあまり得られないかと思います。結局まともに謝りませんからね、彼。

 それでも! それを補ってあまりある勢いのある音楽と映像なんですよ!

 これぞ正に僕の求めるエンターテイメントなんです! 

 通常だったらまず扱うことを躊躇うような題材を描き、自然にエンターテイメントに落とし込んでいるんですよ! もちろんシリアスなしっかりとした話は他にもあると思いますよ。メッセージ込めて、丁寧に描いて、みたいな。この映画にはそこまで丁寧な描写はありません。劇中同様要素としてしか使われていないんですよ。でもそれが逆にいいんです。それでいいんです。取り立ててプッシュせず、あくまで登場人物の個性として特別大きくその解決としての時間に割くことはない。

 個人的なことになりますが、これが僕の作りたい映画だったんです。なので僕はもう満足です。ちゃんと諦められますわ。

 

 

 

キングスマン ゴールデンサークル:

 はっはっは! やっぱりアメリカは最高だぜ!

 紳士スパイものの第二弾! 従来のスタイリッシュな紳士アクションに加え、ステイツマンのアメリカンなアクションも追加の欲張りセットだ! でもバーガーだけは勘弁な!

 こんなノリになれる、いいアクション映画です。ホントに。

 ヴィランも魅力的でバイオニックなアームやわんころといった、わかりやすくアクションに向いている連中をノせるのが本当に好き。

 従来キャラの掘り下げもきちんと行われ、マーリンは目茶苦茶かっこいいことに。カントリーロードはイケメン楽曲。……それ以外の従来キャラは開始早々大体爆発してしまったのが残念ですが。

とにかく良作アクションものでした。1作目なしでも結構いけそうなのもポイント高し。

 

ブラックパンサー:

 ハリウッドによるアフリカ系黒人のスーパーヒーローもの。

 というバックグラウンドは歴史的にすごいことなのですが、中身は個人的には結構普通でした。ヒーローものとしてプッシュされるべきところはヴィランであるキルモンガーの誕生のきっかけがしっかりと描かれていたことかと思います。

 結局マーベル限らずアメコミの1作目は大体「ほぼほぼ自分と同じ能力を持った相手」か、まったく掘り下げの無い「悪そうなやつ」がラスボス張ってる印象ありますからねー。逆にこの法則を壊すものが個人的には面白い作品という印象を受けています。

 このブラックパンサーはキャラクターの掘り下げという意味ではすごく良かったんですが、結局やっていることは「ほぼほぼ自分と同じ能力を持った相手」だったので、アクションとしての絵面はちょっと地味目だったなーと思うのが正直なところです。

 サイのアクションはすごいテンション上がりましたけどね!

 ところで、リアルな環境の方で黒人の方に対する差別発言を目にしましてね。

この差別してる側の人間たちがブラックパンサー観たらどう思うんだろうなって思いました。……なんつーか、未だにいつの時代を生きてるのかが意味不明な人間っているよね。

そういった人間に対するカウンターとしてはすごくいいのかもしれない。

気持ちは少しスカッとした。

 

シェイプ・オブ・ウォーター:

 ヘルボーイとパシリムのギレルモデルトロによるシリアス感動もの。

 そんな感じの印象でしたがアカデミー賞騒ぎにまでなるとは。

 半魚人とマイノリティの面々が織りなす物語はすごく独特でしたねー。

個人的にはヴィランのストリックランドが本当に人間臭い人間なのがミソ。世間一般の思う真っ当に生きてきた人間というのがこの話にうまく馴染んでいると思うのですよ。

ただまあ、本当にシリアス・芸術系統な映画だったので僕の映画観とはちょっと合わず。

 好きな人は本当に好きなんだろうなぁって感覚です。

 

ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル:

 面白そうな気配はあったもののイロモノ臭もあり、といった感じの映画。

 あ、ちなみに前作は僕未見です。

 実際ファミリー向けイロモノファンタジーといった感じでした。いい意味で。

 ジャックブラック演じるヒロインがマジですごかった……!

 かわいいおっさんだ……!

 

 

パシフィックリム アップライジング

 1作目が異常なほどの浪漫の塊だったので、そのワリを喰らった感がどうしても強い映画。

 明るい場所での戦闘、個性がより強いチーム戦、やりたかったことはわかるんですがそこまでテンションが上がらなかったのも事実なのです。

 機体のデザインが変わらずかっこよかっただけにちょっと残念。

 

アベンジャーズ インフィニティウォー:

 激アツだけどガチで放心状態になった映画。いや、これに関しては次作込みこみじゃないとなんも言えませんわ……。

 

デッドプール2:

 これだよ、僕の求めていたものは!

 デッドプールがすごく好きな感じに暴れてくれる最高の映画でした(ほっこり)

 世間的には1作目の方が評価高かったみたいですけれどねっ!

 視聴者に話しかけるわ、別の映画の話を盛大にしだすわ、締めるところは締めていそうで締めないとみせかけて絶妙に締める、そんなデッドプールが大好きです。

 あとジャガーノートかっこよすぎでしょ! でるって知らなかったから登場シーンでめっちゃにやけちゃったわ!

 

ランペイジ 巨獣大乱闘:

 巨大なゴリラが大都会で、ロック様と一緒に巨大ワニ、巨大オオカミをボコす!

 うん、面白いに決まってるよね!

 B級感を微塵も隠す気のない予告編含め、わりと全てが好きかもしれない映画でした。

 ドウェイン・ジョンソンってば、何度死にかけても元気すぎるし! 傷を抑えるシーンが完全に思い出したかのようにやってるのでもうギャグシーンと化してます。

 ワイワイ観るのにものすっごく適した映画です。午後ローとか、地上波で栄える映画ですよこれは。

 

ピーターラビット:

 鬼畜兎による恋敵ガチ追い出し映画。

とりあえず子供は真似するなよ感がとてもつよい。

元の絵本時点で中々やばいという話はありましたが、映画化した結果そのやばさがすごくわかりやすいことに。もう素直な心でピーターラビット見れないんじゃないかな!?

 メルヘン好きには全く薦められません。サメ映画やクモ映画を愛するボンクラは楽しいんじゃないかな!?

 

ハン・ソロ:

 普通のSF映画っすね。

 特にスターウォーズだからという爆発的要素はないです。つまり未見でも結構楽しめると思うんですよねぇ。

 正直ちょっと記憶から抜け落ちてる部分が強いのであんまり語らないでおきます。

 

ジュラシックワールド 炎の王国:

 前作で完璧なジュラシックワールドのリメイク・続編を行ったジュラシックワールドが、今度は映画版ロストワールドをやるぞ! 

なんとなくそう思っただけで厳密には結構違うんですけれどね。

結構詰め込みすぎな内容かと思いましたがうまくまとまっており、相変わらずシリーズ最強だったラプトルの扱いが熱いです。

そして今回はラスボスたるインドミナスラプトルがホラー映画もかくやという活躍を見せてくれましてねぇ! あのおっかなさはすごく、イイ!

 

インクレディブルファミリー:

 マジで続編。1作目の本当の本当に直後から続けるなんて誰が思ったでしょうか。

 当時の感覚でそのまま観れる、懐かしい最新作でした。

 めっちゃ面白かったので1作目好きな人はそのまま観て。

 

アントマン&ワスプ:

 インフィニティウォーで放心状態になってくれたマーベルオタクたちを前作同様の明るい路線で救ってくれる……! そう思っていた時期が私にもありました。

 明るいのは確かなんですが、結局希望としては本当に一筋示してくれるだけなので、それ以上にあああお前もかああああ感の方が強くてですねぇっ!

 あと、良くも悪くもロードムービーになっているので1作目と結構雰囲気が違うんですよねー。続編とはいえ同じものを求めているとちょっと拍子抜けかな。

 コメディと感動シーンが絶妙に混じったシーンはすごいから見て。

 

ヴェノム:

 公開前は正直ダメすぎる雰囲気が溢れていましたが、実際は結構楽しめました。

 いや、見ている段階で気づく粗もボロボロあるのでべた褒めはできないんですけど。

 なんというか、2000年代初期のアメコミヒーロー映画と同じ匂いがするんですよねー。

 シンプルなテーマ、わかりやすいアクション。

 これっていい意味での見やすさ、取っ付きやすさだと思うので見た目でまず評価がわかれそうなヴェノムの映画としては成功なんじゃないかと思います。

ブラックパンサーで触れた、アメコミヒーロー映画1作目あるある「ほぼほぼ自分と同じ能力を持った相手」がラスボスなのはご愛敬ですが。

 

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生:

 飛び出す用語! ファンサービス! でもごめん、僕そこまでハリポタ覚えてないんだ!

 魔法動物のびっくりどっきりっぷりで売ってた王道ファンタジーな1作目。

その続編なのですが完全にハリポタのスピンオフになっちゃってますね。気がつけばそこら中に「ウィザーディングワールド(ハリポタ系列映画世界観)」のロゴが入っていましたし。

映画は全部観ているものの、残念ながら炎のゴブレット以降大分世界観についていけなくなった僕としてはわからぬことだらけの映画になっていました。

いや、リストレンジが誰の名字かとかすぐでないよ!

本筋もちょっと錯綜している感が強くて、あまりすんなり入ってこず。

 ジョニー・デップと演説はかっこよかったけれど、次作観るかといわれるとちょっと微妙。

あ、ニコラス・フラメルはわかったので嬉しかったです。

……というかこれ多分今のMCUも同じ状況なんだろうなぁ。ガチで追っていないとわからない小ネタ回収……。

 

シュガーラッシュ オンライン:

 しんどい。

 1作目を全否定し、台無しにしてしまった作品です。

 インターネットの描写自体はすごく面白いんですが、そこでラルフとヴァネロペが行う行動がとにかく1作目と矛盾し続けているのです。

 導入まではシュガーラッシュの続きで、ネットに繰り出すとなるとそうなるよなー、というまだ納得ができる内容だったのですが、着いてからがちょっと……。

 正直粗が目立つものになってしまっているんですよね。単体の作品として観ればそこまで問題ないことも、シュガーラッシュの2作目として観ると致命的になってしまうんです。

とりあえずターボはやっちゃダメでしょ。

プリンセス、というかシンデレラの硝子の靴を割るシーンといい、アンチディズニー感を強く出したいのかな、と思う描写も多々あったのですが、大体がアンチディズニーどころかもう別の映画でやりたかったのかと思うようなことの詰め合わせに。

 1作目が好きなら好きな程合わなくなる要素が増えるという、実にしんどい映画でした。

 僕は大好きだったから、マジでショックがやばい。

 

とまあ、個人的な印象とはいえ相変わらず評価が両極端になってしまって申し訳ないです。

 僕もなんやかんや面倒くさいオタクなので……・

ひとつひとつの作品にファンが大勢いるのは知っていますので不快に思われたら、こいつはわかってないな、という認識で流してください。

むしろわかっていない奴が観るとこういう評価になるんだな、ということを留意してくださると布教する際に役立つかもしれません。

……うん、せめてそういうところで役立ってほしい。

 

大分観たいものは観れているものの、ボヘミアンラプソディとMEGを見損ねたのが一番の痛手かなぁ。ああ、あと仮面ライダー。

特撮はもう熱を失って久しいですが平成ライダーはなんやかんや子供のころからずっと見てきた身。この節目には行っておくべきなのかなーという気持ちも強いです。

 

とはいえ、もう大分月末かぁ……。

ちょっとリアルがやばめです。つらみがふかい。

 

じゃ、今回はこのへんで。