とある夜、その日は花粉が多かったのでしょうか、夜苦しくて眠れません。鼻うがいのことを思い出し、試みてみると、幾分か緩和されてそのあとは眠れたそうです。
苦痛というのは、苦しい最中には「ゼロになれ」と思いますが、実際にはある一定以下になると、気にならなくなります。眠れる程度には軽くなった、ということですね。読んだだけで終わるか、試しにやってみるか。大きな違いです。
整体の世界で、日常のケア方法としてお勧めしている「蒸しタオルで温める」というセルフケアの方法。
『すごい熱刺激』という本に詳しいです。
たった5分で体が変わる すごい熱刺激/サンマーク出版
やけど以外なら、なんでも使えます。
不快なところに「蒸しタオル」を当てて、冷めたら電子レンジで温めなおしに行き、また当てる。何分やるかなんてのは、それこそ人が決めてもらわないで自分で探すようにされればいい。
10年来、整体に来られているＮさんは大学の先生。
職員の方が、なんともうかない顔をされています。話を聞いてみると、頸椎ヘルニアとかで一か月もろくに寝れていないそうです。
「だまされたと思って」と、寝る前の不快な部分への「蒸しタオル」をお勧めして別れました。
翌日、破顔一笑
「一か月ぶりにぐっすり眠れました」
これまた読んだだけにするか、実際にやるか、やりながら効果的な方法を、さらに模索するかで未来が変わります。
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