もちろん、整体を続けられたり、講座を続けたりする方からは「去年より楽です」「受ける前よりましです」という嬉しい報告をお聞きすることも多いのですが、それにしても「きれいさっぱりなくなりました」という声はなかなか聞けません。
会社員のKさん。整体モニターを続けて受けて体調が上向き、花粉症もあったのが整体に「鼻うがい」を足すことでずいぶん悩まされる度合いが変わりました、というお話しを整体に来られた時にお聞きしました。
その方は、ネットで見つけた変な名前(笑)の鼻うがい容器を購入されたそうです。
らくらく鼻洗浄器 スッキリヘゴタロー
これは、携帯できるような蓋付きのものもあって2,500円ぐらいです。
今の時代だから、薬局でも同じようなものがあるかな、と思って探しに行ってみました。ありました。「ハナノア」という商品が700~800円ぐらいです。
ハナノア専用洗浄液替 500ml
小林製薬でした。こちらの器具は、はっきり言ってちゃちいです。噴出孔だけちゃんとして、あとは浣腸をちょっと高級にしたぐらいです。(笑)
でも、なんの文句もありません、何不自由なく使えます。すぐに手に入るのがハナノアです。洗浄液がついてきて、別売もされています。推定ですが、生理食塩水に香料がついている程度です。(多分)だから洗浄液は最初だけで、無くなった後は買っていません。
水や湯冷ましに、0.9%(1リットルに9グラム)の食塩を溶かせば使えます。我が家には、沖縄合宿の時に買った「雪塩」という、海水塩を顆粒にした溶けやすいものがあったのでそれを使っています。
鼻に水が入ると痛いのは、体液と水の浸透圧の差の関係で、体液の塩分濃度を同じぐらいにした塩水だと確かに「ツーン」ときません。水でやるのとは、全然違います。快適です。水道水そのままだと塩素が入っていますから、それが鼻の粘膜には、いまいちよくないらしいです。だから湯冷まし。
器具を使って片方の鼻から塩水を入れ、逆の鼻の穴から出す。入れるときに吸い、出すときに吐くようにするとスムーズです。
ネットで調べると「医師が言う鼻うがいの注意点」のページがありました。
http://www.hanasuusuu.net/ka_hanaugai.shtml
少し文言は硬いですが、そのまま引用します。
1.鼻洗浄は、鼻腔内を清浄化することで鼻粘膜、および
自然口の状態を改善するために行う。
2.副鼻腔内に洗浄液が達することはない。
3.鼻洗浄器を使用して鼻うがいをする場合、粘膜に与える
影響を少なくするため、洗浄液は25~30度の生理食塩
水(0.9%の食塩水)を用いる。
4.普通の水道水を使うと、浸透圧の関係で鼻粘膜に非常な
悪影響を与える。これは、水道水に含まれる残留塩素の
影響を遙かに上回る。多少濃度が違っても、必ず食塩
水を使うこと。
5.洗浄は前屈みになって時々休憩しながら行い、片側の鼻
穴から注入した液が、もう一方の鼻穴から流れ出るよう
にする。洗浄管先端の方向は、鼻の穴の向きに合わせ
る。
鼻底と平行にし、前方(鼻背)には傾けないこと。
6.水圧が高かったり、注入中に唾や洗浄液を飲み込もう
(嚥下運動)とすると、開いた耳管に洗浄液が入り中耳
炎などの原因になることがある。
7.洗浄終了後は、前屈みのまま頭を左右に傾け、鼻腔内に
残っている洗浄液を鼻から排出すること。鼻腔内に洗浄
液が残っている状態で鼻をかむと、中耳炎の原因にな
る。
8.一日に何度も洗浄することは避け、鼻や喉に急性炎症が
ある時も鼻洗浄は中止する。
9.後鼻漏がある場合は、鼻腔内に洗浄液が残りやすいので
鼻洗浄を行わない方が良い。
水道水は避けて、やりながらつばは飲まない、やりすぎない、一日一回、水を鼻から出してから、ゆっくり鼻をかむ、ぐらいが注意ということになりますね。
私はさいわい花粉症はありませんが、ほぼ毎日やっています。少なくとも、鼻の奥がきれいになって呼吸が楽です。
家人も一人花粉症なので実行中。治ったわけではないですが、かなり救われると言っています。苦しくて寝られない時に、思い出してやったら眠れたという方もありました。
鼻うがいのことを書いたのは、絶対に効果があるからお勧め、というわけではありません。
ただ生理食塩水を鼻に通すだけだから、合う合わないはあっても害はほぼないだろうし、安価に薬局で器具も売っているのでお勧めしやすいし。ピンときて実行して楽になった人が出てくれば、教えてもらってまた情報発信していければいいな、と思って書きました。
一分もかからない生活習慣で、花粉症の不快感が減る人が何割かでもおられれば幸いです。
(新大阪健康道場メルマガ5月1日号より転載)
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