12月の後半から、講座・定期クラスの中身の進め方が変わりました。
それまでは「いい中身がもれなく伝わるカリキュラムを作ろう」という思いでやっていました。
それを「実際に日々自分が実践できているやり方」をできるだけそのまま出そうと切り替えました。いい方は悪いですが「俺がやりたい稽古」です。でも結果は大当たりでした。
これがトップアスリートなら「血のにじむような努力」の世界になるかもしれません。だから高齢の方などにはついてこれないトレーニングになる可能性があります。
ところが、私という人間は「やる気はあるけれども、それに見合う努力が足りない、続かない」ということをずっと繰り返した人生を送ってきました
ナマケモノなのです。
そのくせ「あれもやりたい、これもやりたい」「これも読みたい」「災害救援にも行きたい」ということは人一倍たくさんあるのです。
結果として、ナマケモノの私でも、日々変化の実感がある継続できて、効果が上がる方法がいまやっている講座講習の実習内容や進め方です。
没頭して長時間やることもできるし、歩きながら・電車に乗りながら・車の運転をしながら・テレビやビデオを見ながらでも十分効果が上がるものになりました。
長時間やることもできるけれども、5分10分の隙間時間にはめ込むだけでも、がらっと体調が変わるものになりました。
がんばっていないのに、前向きな時間が一日の中で占める割合が、人生の中でもっとも長くなっています。
編み出したのが自分で良かったなと思います。他人が編み出したものだと、その簡単さと効果の大きさに信じなかったり、嫉妬してしてやらなかったかもしれません。(笑)
「はみだす」「縮める」「刻む」「回す」
基本は、この4つです。
このルールで進化体操をやります。4つは個別に使うこともできます。そして進化体操以外のかなり広範囲なことに応用が可能なのです。
「はみだす」「縮める」「刻む」「回す」の4つは、順に「対応力を増す」「芯の力を引き出す」「深めていく」「続けていける」につながります。相性のいいものを探して、組み合わせてやると、全然レベルが変わってきます。もちろん、とろける整体も、この「4つの方向性」を使ってさらに深いコリを芯からとろかすことができるようになっています。
実は、方法は詳しくは書けませんが、この原稿もこの「コツ」を使って集中して一気に、でも淡々と止まらずに、書き上げたものです。
今、静岡講習のために掛川市のホテルでこれを書いています。ここまでの新幹線の中でも仕事がはかどりました。ホテルの大浴場でもこんなに修行になる(笑)入浴があるのか、という瞑想のような入浴になりました。
90分・180分の毎週の進化体操の定期講習 も、この四つのコツで進めています。一日講習もメインはこれです。一回で紹介することはできます。部分的には十分使えるようになります。でも、あらゆることへの応用ができるようになっていただきたいので、それには複数回実行しながら継続して受講されることをお勧めします。
それぐらい毎日が、一分一秒が変わってしまう方法です。