我が日本が誇るメジャーリーガーである【大谷翔平さん】によって、より一層有名になってしまった感のある「ギャンブル依存症」です。大谷翔平さんの通訳を越えた人でもあった水原一平さんが違法賭博で被告人となってしまい注目を集めました。

 

昔からこの「ギャンブル依存症」は存在し、一定数の方が依存症であったはずですが、どうしてここにきて大きな話題になったかといえば、とても爽やかでクリーンなイメージの大谷さんの最側近の人ということと、依存症に若年層が増えていることが原因とのことです。

 

今でもギャンブル種類別(令和5年)でみると、多い順でパチンコ・パチスロ、競馬、競艇という御三家ともいうべきギャンブルに変化はありません。このギャンブルは所謂「おやじ臭いギャンブル」とも呼べるものです。

 

ところが最近になって、この御三家の次に来るのがオンラインカジノです。これがギャンブル依存症の低年齢化の大きな原因になっているようです。

 

以降は、競輪、ゲーム、投機、オートレース、くじ、闇カジノ、海外カジノ、野球賭博、その他、といったような感じです。

 

このたくさんあるギャンブルですが、当然のことながら胴元もお金儲けを主にしていることですから、どのギャンブルもせっせとオンライン化を進めています。それもギャンブルと低年齢化に拍車が掛かっているようです。

 

「スマホで簡単」というキャッチフレーズと共に爆発的に普及している模様です。

簡単で低額、を謳い文句として胴元は成長をしているようです。

 

こうした「ギャンブル依存症」の一番大きな問題点は、本人が病気ということを自覚していない点と、最大の問題点は経済的破綻によるものです。

周りの家族が気付いたときにはにっちもさっちもいかない、という目も当てられない状況に追い込まれていた、ということも珍しくありません。

周囲にいる家族は「お金の動き」に注意するしかないのが現状です。

 

こうしたギャンブル依存症になりやすいタイプというか、タイミングもあるのでしょうが、目標の喪失や孤独感からギャンブルにはまりやすいことが多いようです。

 

ギャンブル依存症からの回復プログラムの最終的な目的は「ギャンブルは必要ではない」ということに気付かせるプログラムです。

当たり前ですが、必要ないと気付けばハマることもありませんからね。

 

もしも周囲に疑われる人がいたなら、「しっかりしろ、ちゃんとしろ」ではなく、「一度専門家に見てもらえば」、「大丈夫?」と声を掛けてあげたいものです。