先日書いた椎間板ヘルニアと少しだけの違いなのですが、一番違いは、椎間板ヘルニアは若い人もなるのですが、脊柱管狭窄症は中高年以降になるというちがいがあります。

 

もっとも最近では、現代病というか、パソコン、スマホ、移動距離の関係で段々と低年齢化をしているということも聞き及びます。

 

脊椎狭窄症、意外と巷で勘違いが多いのです。昔は高齢者がなることが多かったので、高齢者専用の疾病と思われています。それに、大きな勘違いは、高齢になると神経の通り道が狭くなり狭窄症になる、と思われていることです。

 

脊椎は1本の骨ではありません。何本もの骨が積み重なって脊椎をなしています。

なぜ高齢者に多かったかというと、高齢者になると背骨が曲がっている方が若い人よりも多かったからです。

 

背骨が湾曲することで、本来あるべき位置からズレてしまうので脊椎の中にある神経群に当たりが出てしまい痛みが出るようになるのです。変形している椎間板も悪さをします。すると骨のトンネル(脊柱管)が狭くなり痛みが発生します。

 

ですから、高齢者でなくても背骨が湾曲をしていると脊柱管狭窄症になりやすくなるので、最近では中高年でも昔よりも多くなったきたように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思います。

 

背骨の湾曲する理由の一つにパソコンやスマホが大きく影響をしています。

パソコンやスマホが悪い訳ではなく、それを使うことで姿勢が崩れ、その結果、凝りが固まり、そして背骨が湾曲してしまうのです。

 

こうした状態になるには、今日、明日でなる訳でなく、長い年月を掛けて、徐々に徐々になっていきます。一日二日でなるのであれば大抵の人は気づくのでしょうが、長い年月を掛けてなるので周囲にいる人も中々気づき難いのではないでしょうか。

「あれっ?」と思ったときには随分と背中が丸まっていた、という感じです。

 

やはり対策としては、毎日じゃないにしてもストレッチや筋トレ、ウォーキングやランニングといった運動系、しっかりと入浴する、マッサージやもみほぐしを受けるという癒し系で、疲れを貯め過ぎないことです。

 

何でも、貯め過ぎるのは良くないことですからね!