昨日にも書きましたが、腰痛と坐骨神経痛には密接な関係があります。
結構分かり易い症状なので坐骨神経痛を自認している人も多いようです。
現代社会の特性としての側面も否めないと思います。デスクワークに長距離移動、そして座る文化、というお尻に負担の多いのが現代社会です。歩かなくなった分、座る時間が長くなったということですね。
そんな坐骨神経痛ですが、なっている人も多く、聞くことも多いので大したことない、と高をくくっている人も多いようです。しかし、私のクライアントさんの親戚の方が坐骨神経痛をずっと放置していたら足が3㎝程度しか上がらなくなってしまったそうです。そうなってしまうと、完全に生活に支障をきたしてしまいます。
それと、坐骨神経痛の原因として一番多いのは椎間板ヘルニアです。
脊椎を構成している骨、この骨と骨の隙間から神経が飛び出てしまった状態が椎間板ヘルニアです。この場合、抵当にあしらえるような痛みではないので専門医に訪れましょう。
そうでない場合は、マッサージやもみほぐしも大変有効です。これはお金が掛かることなので毎日はそう頻繁には出来ません。やはり毎日のセルフケアが大切だと思います。
ウォーキングや軽いランニング、ストレッチや筋トレ、入浴も有効です。
グッズ類もたくさんあるので活用してみましょう。全てをやる必要はありません。出来ることから初めてみましょう。何よりも続けることが肝要です。
痛みに馴れてしまうから段々と痛くなくなるような錯覚を起こしますが、何もしないで良くなることはありません。確実に進行していきます。
取り換えや返品の利かない身体です。大切にしっかりとメンテナンスをして労わりたいものです。