今日から少し趣向を変えて・・・

今までは相手のある「対人関係の悩み」でしたが、今日から少し趣向を変えて対人ではなく、自分自身に対して、特に痛みに関してのお話しを。

 

占いという生業だけでなく、ボディセラピストとしても長い経験があります。

そうしたキャリアのお陰で身体的な「痛み」に対して一般の方よりも詳しいのでお伝えしようと思います。

 

現代人の、現代病ともいえる「肩こり、首こり」です。なぜ、現代病などと書いたかというと、時代を遡れば遡るほど少なかったようです。

 

なぜこれほどまでに肩と首が凝るようになったのかは、パソコンとスマホの発達と密接に関係しているからです。

 

パソコンの設置していないオフィスが現代にあるでしょうか?

子供やご年配の方以外でスマホを利用してない人はどれほどいるでしょうか?

 

パソコンとスマホが全ての犯人という訳ではないのですが、セラピストの仕事をしている肌感覚からすると70%近くが2つの文明利器かと思っています。

 

なぜ、パソコンとスマホは肩こりと密接に関係するのかというと、姿勢によるものと視力によるものからだと思われます。

 

パソコンもスマホも長時間触っていると、誰でも経験すると思いますが、段々と目がショボショボしてきます。人によってそれぞれでしょうが、靄がかかってきたり、霞んできたりと、要は疲れ目で焦点が合わなくなるようです。

 

焦点が合わなくなると人はほぼほぼ同じ行動をします。目薬などを使って休憩をするるか、段々とモニターに近寄って無理やり見るか、のどちらかです。

 

目薬休憩は非常に良いことだし分かっている人もたくさんいるのですが、仕事が乗っていたり周りの状況からそれがし難かったりすると、無理くりに見つめる、ということになるようです。

 

モニターやスマホの画面に近寄って見ると姿勢はどうなるでしょうか。

亀のように首を伸ばしているだけに見えるのですが、頚椎という7つある首の骨ですが、真っすぐに立っていると奇麗なアーチを形成しています。ところが、亀のように首を突き出すことで、この見事なアーチがなくなってしまうのです。

 

身体の中で一番重みがあるのが頭部です。この重い頭部を支えて、尚且つ重力からも負けないように作られているのが頸椎のアーチなのです。このアーチが崩れることにより、頭部の重み、頭部に掛かる重力、それにプラスして眼精疲労、この3つが重なることにより、首と肩の境に強い負担が係ることによって「凝り」が作られます。

 

長くなるので明日に続きます。