神戸のギター小僧だった♪78年アメリカ録音の、大村憲司☆彡 | sinkai-7600のブログ

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ややレアな拘りの音楽を中心に紹介をするブログです。

       大村憲司 Kenji Shock 

 

    

 

 

大村憲司の「ケンジ・ショック」は1978年にL.Aで録音された

フュージョン系のサウンドでした。当時全盛だったクロス・オーバー

とも呼ばれ、洗練された音でアレンジされていますが、今聞くと特に

斬新なアルバムでは無かったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

参加しているミュージシャンはL.Aの一流スタジオミュージシャン

だった、TOTOのメンバーの名前がズラリと並んでいて驚かされます。

プロデュースは、ドラマーのハーヴィー・メイソンの担当。

 

Kenji Omura - Guitar Victor Feldman - Percussion 

Steve Lukather - Guitar Greg Mathieson -Electric Piano 

Jeff Porcaro - Drums Mike Porcaro - Bass

 

このアルバムでは特にテクニックを前面に出すという訳では無く、

アレンジャーの立場から全体を考えた奏法に徹していたでしょうか。

 

キラリと光るリフを交えて、コントロールされた艶のあるトーンは

上質さを感じます。例えるならギブソンのES-335を愛用した

ラリー・カールトンの奏法と少し重なるでしょうか。

 

(前回書いた紹介文をまとめながら、少し引用をしました)

 

独自の味わいを持ったサウンドのギターは、日本人では余り見かけ

ないと思います。LAの一流のスタジオ・ミュージシャンと対等に

セッションをして、素晴らしいギターを披露した名盤でした。

 

  大村憲司 "YUMEDONO" 

          https://youtu.be/JF7yqT1ZBrw

 

 

 

やや、アグレッシヴさが出た、日本録音の別テイクです。

 

  大村憲司 Rhythm Road 

          https://youtu.be/CyglqTXWo9A

 

 

 

マイルドなサウンドのオリジナル音源ですが、ジャジーさを出した

大人の味わいが、いい感じです。

 

  Boston Flight:Kenji Omura

            https://youtu.be/BTsBalMDl-o

 

 

 

締めは、ラテンの味わいを出した曲を。

 

Kenji Omura - Guitar   Victor Feldman - Vibes & Percussion 

Steve Lukather - Rhythm Guitar   Greg Mathieson - Electric Piano

 Jeff Porcaro - Drums   Mike Porcaro - Bass

 

    The Mase:Kenji Omura   

          https://youtu.be/pI6j3g92_M0

 

 

 

YMOのアメリカ・ツアーに参加をしたり、矢野顕子さんのバックには

欠かせないギタリストでした。色々な、エピソードが語られています。

 

 「大村憲司」サンタナの依頼を断り、亡くなって「困る」

         と言われたスタジオ・ミュージシャン。

           https://youtu.be/qrRElG1gyks

 

 

 

日本人で、こんなギタリストは、もう出てこないのかも知れませんね。