コンポーザーとしての、高橋ユキヒロさん♪2011年の、ビートニクス☆彡 | sinkai-7600のブログ

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ややレアな拘りの音楽を中心に紹介をするブログです。

        THE BEATNIKS 

  LAST TRAIN TO EXITOWN

 

 

 

 

3作目のアルバム「M.R.I. Musical Resonance Imaging」から10年後

の2011にリリースされたのが「LAST TRAIN TO EXITOWN」でした。

 

今作ではポップさは抑えめな印象でしたが、重心を低く構えた大人の渋い

雰囲気がアルバム全体に響き渡り、近年のJポップでは抜けた名作に成った

のではと個人的には思っています。

 

 

 

 

 

 

 

鈴木慶一さんの持つ達観したポップセンスに、高橋ユキヒロさんの歌声は

奥行きや広がりを生み出して、世界に通用するJポップを見せてくれました。

 

英国的なスタイリッシュな屈折感に、日本特有の間を含む世界は混ざり合う

のが難しい印象ですが、それを可能にした作品では無いでしょうか。

 

オープニングを飾った曲は、日本らしい繊細さや儚さも加わり魅力的です。

 

  THE BEATNIKS_"A Song for 4 Beats"

          https://youtu.be/YcKPHNZCUEw

 

 

 

シンプルなエレクトロニカ系の曲は、リフレインのギターと、ため息が

ふわふわと漂っていました。日本人とは思えないクールな心地良さです。

 

  THE BEATNIKS Ghost of My Dream

           https://youtu.be/VdDnNzNeeZ0

 

 

 

50’sを意識した豪華な土台に怪しさを一杯乗せて、何だか楽しそうな2人。

「カットアップだ! 我らの実存」のタイトル通り、突然、曲は切れましたw

 

  THE BEATNIKS  Cut Up Our Existence

          https://youtu.be/UOXgF6_smQk

 

 

 

ラヴィン・スプーンフルをカバーしていました。シャレてますねぇ~

ロジャー・ニコルズの世界に重なりそうです。

 

  THE BEATNIKS  Didn't Want To Have To Do It

          https://youtu.be/OSqMRVhYSqU

 

 

 

日本と西洋が微妙なバランスで混じり合っていた切ない曲を最後に。

 

  THE BEATNIKS  Last Train To Exitown

           https://youtu.be/wEiYs2s-ZWo

 

 

 

ドラムだけでは無く、コンポーザーとしても高い能力を持ったシンガーでした。