筒美京平
26歳の1966年に作家デビューをしてから、3,000曲を越える曲を書き
絶えずヒット曲を生み出し続けた、最も偉大なJポップのソングライターです。
物心が付き音楽に興味を持ち始めてから、常に筒美京平さんの曲を聞いていた。
それが、余りにも当たり前すぎて、作曲家の存在は意識して来なかったと思う。
例えば、常に目にする雑草の花は綺麗だとしても、その美に気付く事は少ない。
出窓に飾った観葉植物の、オリヅルランに花が咲いてもジックリとは見ません。
当然の様に絶えず流れて来たヒット曲は、当たり前の日常で有り特に感動はしない。
でも、良く見返してみた時に、その美しさや存在の大きさに気付くのかも知れない。
今夜は、特に有名では無い曲を含みますが、筒美京平さんを偲びたいと思います。
まずは、多くの曲を提供していた70年代のシンガ-から。有名なヒット曲は沢山
有るのですが、洋楽の影響を受けながら日本人に分かり易いメロディに作り替えて
いたかが伺える曲でしょうか。きっと、バカラックからの影響は少なくなかった筈。
平山三紀 - 愛のたわむれ
そして、ソウル曲からの引用もたびたび見られました。アメリカのソウル界
でスターグループだったザ・スリー・ディグリーズにも曲を提供していました。
75年にオリコンで15位を記録。
The Three Degrees - Nigai Namida
ベスト10のTV番組で常連でしたが、それらの曲ばかりは取り上げません。
個人的に、振り返ってみて印象的だった曲をアップして行きます。
この曲は、1978年に15位のヒット曲でした。
庄野真代 マスカレード① 19781204
通り過ぎた夏を思う歌は、1983年に25位でした。
夏のクラクション / 稲垣潤一
次は、1996年に51位を記録していた曲を聞いて下さい。
中西圭三 - MUST BE HEAVEN
2003年に13位を記録した、安倍なつみの妹が歌った曲です。
Riyuu 安倍麻美 https://youtu.be/Cl4r5eUAs8Q
一位を記録したミリオンセラーの曲は沢山有りましたが、あえて少しマイナーでも
これはと思う曲をアップしてみました。本当に幅の広い音楽性を持ち、ヒット曲に
拘った、時代に乗ったメロディからは並外れた能力の高さを感じます。