やはり日経 | 塵芥想

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GWを利用しての帰省

今年は前後半2回に分けての帰省になった。

長居はできなかったが

それなりに落ち着いた気分を味わえた。

 

それだけ年度末の忙しさが

あったからだろう。

 

日頃日本経済新聞を愛読している。

自営業の自覚を感じてからはもっぱら日経だ。

それまでは朝日新聞と毎日新聞の

交互の購読が長かった。

塾の先生として新聞は教材の第一。

「新聞を読むことが国語力の向上を生む」

これが国語教育の基本と考えていた時期は

もっぱら一般紙大新聞を購読していた。

読売は会社自体が嫌いだし、

毎日のように参加の野球チームを

応援する記事を読まされるのは

気げ滅入るのでとったことがない。

 

夕刊の面白さもあるのだが、

いささかボリュウムに足りないし

朝刊が古くなったように感じる

のでなんだかうるさい。

朝刊をゆっくり読むために

夕刊をとらないことにしていた。

 

そんな新聞との付き合い方なので

実家に帰省した時は

あさの一仕事を終えると

近所のコンビニでお茶しながら

朝刊を読むことにしている。

 

毎日新聞はコンビニではあまり

取り扱わない傾向がるようで

どうしても朝日新聞になる。

 

そう思いながら読んでいると

やはり大新聞の情報量は少ない気がする。

 

1面2面に海外、経済

社説を見ると

後はスポーツ欄だ。

今はいつの間にか3ページを使って

報じるようになっている。

 

他は生活面

これの独自のキャンペーンのような特集が先行して

あまり面白みを感じない。

主婦層の購読者を意識しているせいだろう。

読者の多様性に対応しているので専門的な情報はどうしても

後回しになってしまう。

 

だからビジネスマンは日経ということになるのだろう。

さらに業界の専門誌を欲しがると

やり手のビジネスマンとなるわけだ。

 

そういう点からすると

やはり日本経済新聞

増々面白みを感じるようになる。

 

30年も前は

いい加減な記事も多かったのだが

昨今どこも充実している。

スポーツ欄や文芸までしっかりした情報があって

むしろ大新聞の方が充実感が足りないと思うほどだ。

 

地方に出張したときに読む地方紙の

独特さの方が潔くて楽しい。

大新聞として「公器」みたいな佇まいが

少し踏み込みの甘さに繋がっているように思っている。

 

そういう風に

新聞はやはり今でも面白いと思うのです。