いなかっぺうどん心得の術 | 塵芥想

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GW実家に帰り

日ごろの憂さを晴らす時を過ごした。

心温まるのどかな5月の陽気を

過ごすことができた。

 

その中でも食に関しては

名物で好物で

得意技でもあるうどんを

腹いっぱい食すことができたのが

喜びの一つだった。

 

ここぞという時に

その欲望を満たしてくれるのが

「田舎っぺうどん」

行列のできる名店である

田舎っぺうどん加須店は

その1時間にも及ぼうかという待ち時間を

そのうどん打ちの技を堪能しつつ

過ごすことができる。

 

私も自信かなりの腕前のうどん打ちの名手だが、

プロの技には恐れ入る。

うどん粉を広げてこねて寝かしたうどん球を広げる準備だ。

一晩ほど寝かせたうどん球を平たく伸ばしていく。

伸ばして広げたうどん球を

丁寧に重ねて刻む。

このときの包丁が

そこらの菜っきり包丁なのが驚く。

職人の左手人差し指

右手親指のサポーターはプロの証

麺きり包丁、そば切り包丁など使わない。

きり終えたうどんをうどん粉にまぶして

絡みを防ぐ。

 

ここまでの行程本ぼ数分

かの名手といわれた広田氏も

ここまでは役は出来ないものだ。

 

最もうどんの味わいは時間ではないが。

兎も角見た目でも味わい

本物もというわけで

特盛800gを肉汁うどんでいただくことになる。

打ち立て揚げたてはとてもおいしい。

しまったまたもや秒殺…

味わいをかみしめる隙がなかった。