電動アシスト自転車の勘違い | 塵芥想

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電動アシスト自転車というたぐいの自転車がある。

巷では大人気。

自転車をこぐ力をアシストしてくれる。

少しの力で自転車が普通にこげる。

 

妙なものを開発したものだとしみじみ思う。

私も使ったことがあるが

確かに楽だ。

少しの力で自転車がこげる。

 

しかし、

よく考えてみると

自転車の動力ではないのだ。

こぐ力をその名の通り

アシストするに過ぎない。

 

そういうあまり意味のない動力なので

特別スピードが出るというわけではない。

育児中のお母さんが子供を載せても

楽に自転車に乗れるとか

そういう効果が主眼だ。

 

そういう機能のために

この自転車は一般の自転車よりかなり重くなっている。

蓄電池の重さもあるし

重くなった分頑丈でしっかりしなくてはいけない。

普通の自転車の倍以上の重さになっている。

こうなってくると何のためのアシストなのかわからなくなてくる。

重い分電動アシストの効果も薄くなる。

 

そういう自転車がたまに交差点の横断歩道の一番前で

信号待ちなんてしていることに出会うことがある。

勘違いしたおっさんが

そんなことを始めてしまうんだ。

 

電動のアシストを受けれ

スピードでも出ているつもりなのだろうか。

確かにこぐのは楽だが、

スピードが出ておるわけではない。

車体が重いんだ。

 

こぐのが楽なので

自動車と同じくらいのスピードでも出ているつもりなのだろうか。

原チャリでもあるまいしとんだ勘違いだ。

危なくてしようがない。

 

そう思いません?