残雪の哲学堂公園

雪の積もった都下の翌日

中野の哲学堂公園には

小春日のような日が差し込んだ。

一日前の荒れた天候が嘘のように穏やかだ。

木陰に残る雪に子供たちが集まり

雪遊びのようだ。

哲学堂の建物も残り雪に

まとわれてとても風情を感じる。

木陰の雪はぬかるみになっていた

午後には消えるだろう。

梅林は花も香りも盛りを迎えようとしている。

雪など気にすることもない

梅の強さを感じさせた。