下腹についた脂肪が落ちない理由
なぜ運動しても下腹についた脂肪が落ちないのでしょうか。その理由として次の2つが考えられます。
- 姿勢が崩れている
- お腹のコアマッスルを活用できていない
では詳しく説明していきたいと思います。
①姿勢が崩れている
背中が丸まった「猫背」の姿勢のままで運動を行ってはいませんか? 猫背になると、心臓や肺などを取り囲んでいるカゴ状の組織である「胸郭」が下がり狭くなります。すると換気量が低下してしまい、体内に取り込める酸素の量が少なくなります。
体内に取り込める酸素の量が少なくなる分、消費できる脂肪量も少なくなってしまうことになります。そのため猫背の姿勢で運動を行うと、脂肪燃焼効率が低下してしまうのです。
②お腹のコアマッスルを活用できていない
下腹が弛んでしまうもう一つの原因は内臓の下垂が考えられます。 お腹のコアマッスル(骨盤底筋群・腹横筋・多裂筋・横隔膜)が弱っていると内臓を正しい位置に保てずに下腹がぽっこり出てきます。
さらに、筋肉が弱っている周辺には脂肪がつきやすくなるため、コアマッスルを意識せずに腹筋やスクワットをしても下腹だけは凹まないのです。
呼吸を意識してコアマッスルを鍛える
このコアマッスルを上手く活用できるようになると、お腹を凹ませるだけでなく、姿勢も正せるためとても効果的です。 ではコアマッスルを鍛える簡単な方法を一つご紹介します。
コアマッスルを鍛える呼吸法
- 仰向けに寝て膝を立てます
- 下腹に両手を当て鼻から息を大きく吸い、下腹を大きく膨らませます
- 鏡を曇らすイメージで口から吐き、お腹がしぼむのを感じましょう
- 息を吐ききったらお腹を凹ませます
お腹の奥の方に力が入るのを感じられたらコアマッスルを意識できた証拠です。しっかり力が入るようになるまで何度もチャレンジしてみてくださいね。 当店の公式YouTubeにて詳しく紹介してますのでぜひそちらもご覧ください。
呼吸法を紹介している動画はこちら お腹を引き締めたい方必見!凹ませる為の呼吸を詳しくご紹介!
以上、今回は下腹の脂肪が落ちない原因とコアマッスルを鍛える方法を紹介させていただきました。
私どものスタジオではさらに、呼吸やコアマッスルを活用した体幹トレーニング・二の腕や太ももなどの脂肪燃焼効果が高い方法も指導しておりますのでぜひ一度お問い合わせください。