(現在は再構築に向けて、夫と2人でギクシャクとした過剰なラブラブ生活を送っています。だんだん自然になるかなぁ)


    さぁ、妻帯者と知っていながら不貞行為を行なったシングル女子は不利なんですよと言われ、青くなった妖怪シワシワおババ。

「そうですよ。
コレがバレたら、私と離婚するようなことになったら、会社も、ね、夫さんだったら、地域も、親族も、ね、信用を失って、もう独りぼっちですよ。
そういうのは考えないんですか、お2人共。
でも、妖怪シワシワおババさんは、何も痛くないんですよね。夫さんがそういう状況になっても。
失うもの、少なくないですか?彼からみたら。
配偶者と離婚するわけです。
田舎のご近所の付き合いも1人でやるし、両親も1人でみるんですよ。夫さん。
一緒になってもらえますか?
夫さん、すごく妖怪シワシワおババさんのこと好きみたいですし。」

「とにかく本当に今回のことは…」

「逃げますよね!」

「逃げるんじゃないです‼️」
「でも、私はそんな、つもりは、ないので。ごめんなさい。」

「ほら、ね、つもりはないんですよ」

「いや、ホントに」

「夫さん、」

「それは多分、」

「あのね、夫さんが大事って、言ってるじゃないですか。」

「うん、もちろん」

「すごく大事な夫ちゃん、」

「うん、うん、」

「ね、」

「そうなんですけど、だけど」

「こんなに愛してるんだったら、面倒見てあげてください。
でも、夫ちゃんには高齢のご両親がいます。」

「うん」

「田舎の付き合いもあります。
ただ美味しいとこどりだけじゃなくて、彼の周り全てを包んであげてください。
そういう覚悟があって、お付き合いしてください。」

「そういうつもりは、本当に無かったので。ホントに。」

「それは信用できませんよ」
「あのね、夫さん、全部消してるんですよね。」
「あー」
「これさ、急にこのメールじゃないでしょ?その前に打ち合わせがあるでしょ?
いつに会おうかな?
休み取れますか?
っていうのは、あるべきじゃないですか。
メールでやり取りしてるんだから。
ないんだもん。これしか。」

「うーん」

「だから、送ったら、見たら、消す習慣ですよね?
だから、いつから続いているかっていうのは、本当にハッキリわかんないんですよ。」

「うーん」

「あなたが仰ってる通りかもしれないけど、前から続いてる可能性は大いに、あります。それを証明することはできません」
「わかりますか?」
「わざわざ証拠隠滅する必要あります?」
「そんな、たまたま会うんだったら。なんで消すんですか?」

「うーん」

「妖怪シワシワおババさんも消してますか?   今、見せられますか?」

「私も全部消しちゃうんです」

「なんで消すんですか?」

「ゴニョゴニョ……なんでって言われても」

「やましいことがあるからですよねぇ?だって、消さなくたっていいじゃない」

「みんな残しておくんですか?」

「ええ!残します」
「消すって、手間じゃないですか」
「手間を掛けてまで」
「ゴミ箱まで消しますよね?」

「全部キレイに消します」
「なんでゴミ箱まですぐに消すのか」

「消したい意思が強いっていうことですよね」
「うーん、うーん」
「わざわざ消すっていうのは、ないと思う」
「なんでLINEでやり取りをしないんですか?」


   スマホで投稿してるので文章に色付けしちゃうと長文が入力できないみたいで、毎度短文の更新で失礼します(T_T)