2-6.19世紀のアジア
(1) いよいよ鴉片戦争である。毒を売る人間は正しいのか、から授業を始められる。
(鎮江焦山炮台から长江を見る)
写真は镇江の炮台である。今でこそうっそうと茂った林で当時の状況ではない。ここで激戦が行われたことを皆さんご存知だろうか?
探究活動はこんなに難しくなくて良い。自由貿易の名の下に、「毒を売って、攻めたのが悪いか否か」で充分である。
我々はイギリスの蒸気船艦と中国のジャンク船の陳腐な絵でアヘン戦争を知っている。では、なぜ広州でなく南京で条約が結ばれたことは知らない。
アヘン戦争:1~4 / (講談社文庫) / 2015年 / 陳舜臣 著 / 講談社 は小説であるが良く書いている。しかし鎮江の激戦は第4巻の末尾である。
要するに、清朝は礼儀ばっかり言って負けたのね。バカじゃないという論理である。侵略したイギリスを悪く言わない思想の形成だ。
(2) インド大反乱とナショナリズム という標題ではなく「シパーヒーの乱と反イギリス」で良い。インド ナショナリズムは、まだ形成されていない。
カルカッタ(コルカタ、日本語キャラコの源)、ボンベイ(ムンバイ)、マドラス(チェンナイ)を知れば良い。
実弾を包む紙へのグリスに問題があったのだか
今の子どもはグリスも分からないから、これは示す。
難関は(3)のクリミア戦争など、である。この19世紀オスマントルコの東方問題でぼくは世界史Bで2時限はかかったから、15分で無理である。
探求学習は「19世紀のオスマン トルコへの侵略」で良い。条約を読んでも本質は分からない。
せめてダーダネルス海峡,ボスポラス海峡の位置を知って欲しい。
アジアだったら何でも一緒という感じで、トルコまで述べている。歴史には必ず原因があり結果がある。そこを知らしめるのが、「歴史探求」の授業でないのか?
