山の中を走るディーゼル機関車けん引の貨物列車。
…としか見えないこの光景ですが、なんとこの機関車と貨車は保存車両です。
なんと、1年中高い橋の上に車両が保存されているとんでもないスポットが、空知 芦別市のはずれにあります。
場所はこちら。ちょっと駅から歩くのは難しいかも…?
芦別の炭鉱からJRの芦別駅まで石炭を輸送する芦別鉄道は、旅客の廃止は1972年とほかの道内私鉄と大差ないタイミングでしたが、貨物輸送の廃止がJR化後の1989年まで継続していました。JR貨物に石炭列車を渡していた貴重な鉄道の一つになります。
線路廃止後に、3台いたディーゼル機関車のうち、DD502はおそらく現地解体。DD503はなんと芦別駅まで自走後に、甲種輸送で青函トンネルをくぐり関東へ売却されています。今からは考えられない大輸送…といいたいですが、最近も風っこやらロイヤルエクスプレスやらがやってくるので、そんなに変わらない…のかも?
残りのDD501が橋の上にいるこいつです。
DD501は同線廃線後にここに保存。冬季は移動して小屋に保管されていることが多かったのですが、2019年以降は移動されずこの位置に固定されているらしいです。再塗装もされず色あせているのがちょっと悲しい…。
日本遺産の炭鉄港の一部としても登録されていますが、保全が心配です。
とはいえ、本線上にいるおかげでアングルによっては本当に走っているように見えて迫力があります。
ちなみに:後ろにつながっている石炭貨車はJR貨物のセキ3000型 セキ3820です。廃線時まで使われていた車両なのかはわかりませんが、立派な国鉄の保存車両。石炭輸送車両の保存は本当に少なく、無改造のセキ3000型はこの1台のみとなっています。(残りの2台はセキ6000改造済みです)
赤平の立坑見学なんかと合わせて、中空知地区の石炭の歴史を学ぶのにいいかもしれません。
ではまた次回です~(/ω\)

