私「キハ261系の新塗装は7次車が出たら買おう(;´∀`)」
出 ま し た
今のJR北海道の特急列車の主力であるキハ261系1000番台。その中でも、2018年度製造分から外装がそれまでの車両と変わりました。
こちらが従来車。5次車ですね。3両目は7次車です。
こちらが7次車。いろいろ探しましたがこれが一番わかりやすいですかね…。
簡単に言うと、側面がつるつるになっています。いわゆる789系1000番台と同じになったというわけです。
これまでは、強度の関係で、側面に補強のビードが2本あったのですが、これが1本になりました。
また、側面の仕上げ方法も変わったことで、従来車と比べてつるつるな見た目になっています。このスマートな感じが比較的好きなので、現行塗装のキハ261系1000番台を買うならこの仕様まで待とうと思っていました。
電子ホーン設置に伴うスカート形状の変更とか、ワイパーの本数とか、なぜか残っていた先頭車の貫通幌受けの廃止とか、いろいろ細かい違いはあるそうですが大きな違いはこれくらいです。
今回のキハ261系7次車「おおぞら」セットは、下記の6両編成
<キロ261-1100][キハ260-1100] ST1100編成
ST1114~ST1125編成が該当します。
[キハ260-1300]
[キハ260-1300]
キハ260-1336~1345が該当します。
[キハ260-1200][キハ261-1200> ST1200編成
ST1214~ST1225編成が該当します。
また、今回の魅力はもう一つ。
このめちゃくちゃカッコいい「OZORA」ヘッドマークが付属品として初登場します!あと「TOKACHI」も初登場だったはずです。
HOKUTOは、昨年の6次車セットで登場していましたが、特に「OZORA」は今回が初登場。プリズム付きということで、ここだけでもだいぶ価値を感じます。
7次車の現状
キハ261系の7次車は「函館運輸所」「札幌運転所」「釧路車両所」と、キハ261系1000番台配置運転所のすべてに配置があり、運用する「北斗」「おおぞら」「とかち」すべてに実績があります。
中でも、釧路車両所は所属する全車が7次車となっているため、7次車で統一された編成を見ることができます。
釧路車両所
ST1100ユニット… ST1119~ST1123 計5編成
ST1200ユニット… ST1219~ST1223 計5編成
キハ260-1300… 1339~1345 7台
運用
特急おおぞら1号→6号→9号
特急おおぞら4号→7号→12号
現状の最長は7両編成の模様です。運用上は8両まで可能だったはずですが、1300が足りないので、今後も8両になることは無いと思われます。
7両も最繁忙期にやるくらいみたいです。283時代の当たり前のような7両編成はいずこに…。
TOMIXの基本セットも基本釧路車だと思っていいと思います。
続いて札幌運転所。特急「とかち」全便と「おおぞら」の半分を受け持っています。
元々「スーパーとかち」で製造されていた1~4次車・5次車と、「おおぞら」置き換え時に製造した7次車が混在するこちら、以前はキハ260-1300の7次車が8台もあったのですが、2021年の釧路「おおぞら」置き換え時に5両が釧路に転属、今は3両だけとなっています。
おそらく昨今の需要急低下に伴い、キハ260-1300の増備量を減らしたっぽく、そうでなければ今でも札幌に8両いたかもしれません。
1~5次車の6ユニットに対して、7次車が3ユニットと少数派。中間にキハ260-1300を一切増結しない4用の「とかち」ではそれなりに統一編成も見られますが、増結をすればするほど、7次車で統一される可能性が0に近づきます。
理論上の7次車統一のmaxは7両編成。ちなみに札幌車の現状の最長も7両編成です。前には8両編成の「おおぞら」が1度?だけ走ったことがあります。
札幌運転所
ST1100ユニット… ST1101~ST1106・ST1116~ST1118 計3 / 9編成(7次車/全車)
ST1200ユニット… ST1201~ST1206・ST1216~ST1218 計3 / 9編成(7次車/全車)
キハ260-1300… 1301~1308・1336~1338 3 / 11台(7次車 / 全車)
運用
特急おおぞら (ホームライナー)→ 3号→8号→11号
特急おおぞら 1号→5号→10号
特急とかち (ホームライナー)→ 1号→6号→7号
特急とかち 2号→3号→8号→9号
特急とかち 4号→5号→10号
特急とかちは基本的に4両編成、最繁忙期に稀に5両になるみたいです。昔は6両を普通にやってくれた上に、多い時は7~8両つないでくれたものですが、どうやらキハ260-1300が本格的に足りない様子…。そのために最近はとかち83号・88号という臨時便が設定されていたり…。
じゃあその1300どこ行っているかというと、ほぼすべて特急「おおぞら」に吸われているご様子…。おおぞらは人気が高いのか、6~7両編成となることが多いみたいです。ただ、先頭ユニット・1300番台共に、1~4次車(先頭ユニットのみ5次車)との混用のため、1・2・3・4・5・7次車からランダムに選ばれ、非常にカオスです。
混成するなら、
98232「キハ261キハ261系1000番台 新塗装 基本3両セット」
98233「キハ261 1000系 特急ディーゼルカー(新塗装)3両増結セット」
または
98298「キハ261 1000系特急ディーゼルカー(1・2次車・新塗装)セット」
が妥当と思われます。ちなみに前者二つは6次車セット登場のせいか、TOMIX公式ページ落ちしているのでご注意を!
さて、問題の函館ですね。
函館には7次車の配置はあるものの、キハ260-1300の7次車がありません!
でも、上の写真の9両編成なんかは4両目まで7次車です。なんだそれ!
と、ご存じない方も、筆者みたく存在を忘れている方も、ご紹介しましょう。7次車…というかキハ261系1000番台で一番のイレギュラー。キハ260-1400です。
キハ260-1300ベースなのですが、客室ドアの横に簡易車掌室を設けた車両です。車掌室が2号車の同形式において、長編成時には札幌側の確認があまりに難しいためか、函館運輸所にのみ導入されました。
函館の7次車導入は2回あったのですが、1回目はこのキハ260-1400のみが増備、2回目は中間増備無しとなったため、このようなことになったようです。
函館運輸車両所
ST1100ユニット… ST1107~ST1115・ST1124~ST1125 計4 / 11編成(7次車/全車)
ST1200ユニット… ST1207~ST1215・ST1224~ST1225 計4 / 11編成(7次車/全車)
キハ260-1300… 1309~1335 27台 (全車 3~6次車)
キハ260-1400… 1401~1409 9台 (全車7次車)
運用
全部特急北斗!!!!!!!!!
1号→10号→15号
3号→12号→17号
5号→14号→19号 (2022年10月より)
9号→18号
2号→7号→16号 (2022年10月より)
4号→11号→20号
(ホームライナー)→ 6号→13号→22号
8号→21号
北斗系統が今は一番増結が多く、最繁忙期9両までやっているそうです。ただ、現状キハ260-1400の製品が無いため、7次車を使っての編成再現はかなり困難な様子…。
今回の売れ行き次第で、「北斗セット」も出るんですかね…。
一応、混成するなら、
98232「キハ261キハ261系1000番台 新塗装 基本3両セット」
98233「キハ261 1000系 特急ディーゼルカー(新塗装)3両増結セット」
または
98472「キハ261-1000系特急ディーゼルカー(6次車・スーパー北斗・新塗装)基本セット」
98473「JR キハ261-1000系特急ディーゼルカー(6次車・スーパー北斗・新塗装)増結セット」
あとは、増結車であった
9405「キハ260 1300 新塗装 T」
とかが妥当なところだったはずです。
今回の7次車は「おおぞら」セットと謡うだけあって、道東特急がメインとなっていますね。
でも「OZORA」「TOKACHI」ヘッドマークとか今回が初登場だったはずですので、気になる方はぜひチェック!
ではまた次回です~>゜))))彡