座席のお話 | 北海道限定の鉄道ブログ

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電車に乗れば大体ついているもの。それが座席です。

 

今のJR北海道では、この「グレードアップ指定席」がメインとなっていますが、このほかにもいろいろあります。

 

ちなみにグレードアップ指定席は、特急「北斗」「おおぞら」「とかち」の指定席車両、および特急「オホーツク」「大雪」の指定席に一定確率で入ります。

また、特急「北斗」のうち、キハ261系運用は自由席についても100%入り、特急「おおぞら」「北斗」「とかち」の自由席についても一定確率、特に特急「おおぞら」のキハ261系運用については、自由席の1両は確実にこの座席が入ります。

 

形式別でみれば、函館運輸所の「北斗」用のキハ261系1000番台はグリーン席を除き全車、

キハ281系については、17両がグレードアップ指定席です。

この関係で、キハ281系の自由席についてもグレードアップ指定席が入るときもあります。

 

札幌運転所のキハ261系1000番台は、ST1100編成のキハ260-1100・キハ260-1300・ST1200編成のキハ260-1200については全車がグレードアップ指定席。残るキハ261-1200については、「スーパーとかち」用として製造されていたキハ261-1201~1204の4両が例外で、これ以外のキハ261-1205・1206・1216~1218はグレードアップ指定席です。

 

苗穂運転所のキハ183系は、元北斗用のキハ183-1506・1507・9560~9562・8565・8566の7両、キハ182-508~511・7553~7562の14両、計21両がグレードアップ指定席。ただ、このほかの車両とランダムで、特急「オホーツク」「大雪」の1号車については高い確率でグレードアップ指定席ですが、こちらについても100%ではないので注意です。

 

釧路に残るキハ283系は、現存車両が未確定のため不明とさせていただきます…。

そのうち、まとめないとですね…

 

続いては、キハ261系のオリジナル座席。こちらはキハ260-100の座席です。

 

登場はキハ261系0番台が登場した2000年で、当時「サロベツ」「利尻」用となった

キハ182-501~503

キハ183-1501~1504/1555/1556とキハ261系0番台の全車に投入されていました。

 

色で分けると

青色…キハ261-101~104(4・6号車)・キロハ261-201~203(1・増21号車)・キハ183-1504・1555・1556

緑色…キハ260-101~104(3・5号車)・キハ182-501~503

赤色…キハ260-201~203(2・増22号車)・キハ183-1501~1503

 

現在はキハ183系の該当車のみで、キハ261系0番台の座席については後述のものに更新されています。

 

続いては789系・キハ261系1000番台で採用されたタイプ。登場は2001年の「スーパーおおぞら」用のキハ283系最終増備車から。さっきのキハ261系0番台用とほとんど変わりませんが、手すりがついています。

 

採用車種は789系0/1000番台・キハ261系1000番台。のちに、785系とキハ261系0番台がこのタイプに変更されています。モケットが違って気づきにくいですが、キハ283系の最終増備車もこのタイプのようです。さらに、ルパンラッピングで有名なキハ54-522もこの座席となっています。

 

現時点では785系・789系のグリーン席・uシートを除く全席。キハ261系0番台のグリーン席を除く全席。札幌運転所のキハ261系1000番台キハ261-1201~1204の4両に採用されています。キハ283系については、キハ283-18とキハ282-2007・2009の3両だけ…?と思われます。

 

色に関しては、キハ261-1201~1204は青色

789系0番台については、3・4・6号車が緑色、2・5号車が赤色ですが、不規則に青色が入ってきます。

 

また、789系0番台は現在更新工事を行っており、順次、789系1000番台の赤茶モケットに変更するようです…。

 

一見、同じですが、789系1000番台とキハ261系1000番台の座席については、登場時から全車が禁煙だったため、ひじ掛けの灰皿が廃止されています。些細な変更点です。

 

このため、789系1000番台と、更新後の789系0番台は、同じように見えて灰皿の有無が地味に違います…。

 

785系についても、789系1000番台系統同様、灰皿が廃止されたタイプとなっています。

 

 

 

 

キハ281系タイプ。キハ281系でのみ採用されたタイプで、現在も特急「北斗」のキハ281系運用の自由席で使用されています。 ちょっと狭く感じますが、個人的には一番安心する座席です…。

 

2000年後半にモケットをオリジナルの赤紫っぽい色から青色のモケットに変更しています。

前の方が好きでした(ド直球)

 

現時点での車種はキハ281-1・901・902/キハ280-101・102・901の6両です。

 

釧路特急登場時に登場した座席。キハ183系・キハ283系の「スーパーおおぞら」「おおぞら」用の車両に搭載されています。

 

現在でも、キハ183-1551~1554と、キハ283-11・13。キハ281系タイプ同様、かなりの少数派となりましたね…。

 

キハ183-503・504も該当しますが、廃車となったようです。

 

運用的には、キハ283系運用の「おおぞら」の自由席、および「オホーツク」「大雪」の先頭車に運が良ければ入ります。

 

キハ183系の500番台のオリジナル?座席らしいR-55。特急「スーパー北斗」登場時のキハ183系「北斗」用の座席です。キハ183-1505・4558・4559・8563・8564とキハ182-507・7551・7552に採用されています。キハ182-7552は長期離脱中ですね。

 

特急「オホーツク」「大雪」の自由席、および一部指定席でたまに乗れます。4号車の自由席については、割と高確率で乗ることができると思います。

 

 

 

 

ここからは過去の車両。キハ183系の200番台・0番台で採用されていた座席です。

座席についてはキハ283系の初期車と同じタイプのもの。モケット(生地)については、789系1000番台と同じタイプです。もともとの特急「おおぞら」用の座席なんですかね~?

 

こちらはも同じ座席ですが、手すりの色がダークグレーとなっています。キハ182-29-31で採用されていました。元をたどると、「スーパー北斗」用のキハ283系で使用されていたタイプのようです。

キハ282-3000を中心とした「スーパー北斗」用のキハ283系は、座席形状こそ一緒でしたが、モケットはキハ281系の登場時と同じタイプを使用していました。いつからか、他のキハ283系同様の丹頂柄に合わせられていたようです。

 

こいつが結構レアな「785系のオリジナル」タイプ。具体的にはキハ183系「スーパーとかち」で使用されたていたものの名残で、キハ182-16とキハ183-209・210だけだったような…?

 

R-55座席に「おおぞら」モケットを付けたタイプ。キハ183系500番台のうち、98年に「北斗」から離脱した車両と、一部のキハ183-500がこのタイプでした。

末期基準で見ると、キハ183-405・406/キハ182-404~406・512・413が該当していました。

現在は全車運用離脱していて、解体待ちといったところ?

 

キハ183-208・218の2両で使用されていた座席。おそらく「スーパーとかち」用座席…つまり785系のオリジナルタイプじゃないかなぁ…と思われますが、詳細不明です。

 

というワケで本日はここまで。uシートとかは…調べればわかりそうだし…

 

ではまた次回です~♪