少し徒然なるままに。
なんで今、世間でセミナー・ワークショップとかそういったモノが流行っているのか?
その辺りを簡潔に考えてみた。
恐らく、理由はあっけない程、単純だろう。
複数あるが、大きな原因を3つ程あげたいと思う。
○単体の仕事だけではビジネスとして成立しなくなった。その為、掛け算や足し算のビジネス力を身につけなければならなくなった。(例:弁護士+○○ 営業+○○等)
○小学校、中学校、高校、大学の教育課程だけでは、所謂「勉強」が足りない。
○正社員での採用が少なくなり、また、キャリアアップなどを目指す方、あるいは、派遣による採用が多くなった為、昭和的な企業毎の「社員教育」の数が減った為。
という事がおおよそ理由になるかと思う。
さて、話は変わるが、そもそも。
「人間、死ぬまで永遠に学び続けなければならない。」というのは薄々多くの方が気がついている。
そんなの当たり前じゃん。という事なかれ。
これが意外と難しい。
なぜなら・・・。これは勿論、勝手な憶測だが。
「自分の父親が、常に働きながら、何か新しい知識・技術を学んでいる」ようにあなたには見えただろうか?
あるいは、「学校の先生が、教科書以外の知識を持っているように、見えた。」だろうか?
ふたまわり程の上の世代の「父親」や「学校の先生」から私たちは『常に学んでいる姿』は見る事ができなかった。というより私は、残念ながら見ていない。
例えばだが、若者に負けないように「パソコンと一生懸命格闘している父の姿」とか「新しい技術、テクノロジーと向かい合う父親や先生の姿」など目にした記憶がない。
そのような父や先生の姿を見ている人は、大変良い環境だったのだと思う。
「いや、子供たちに苦労している姿なんてみせていられるか!会社の中やクライアントから学んでいるわい。」なんて言葉が聞こえてきそうだが、ふむ、その意見、大人しく、受け入れてみよう。
だが、一つ言いたい事がある。
『高度成長期において、需要と供給のバランスが取れていた時代は、単一の仕事でも儲ける事ができた。』のではなかろうか?
今、日本の産業の中で、職業が複合である必要がないのは、私が見渡す限り、恐らく『医者』くらいだ。なぜなら、これからももっと、需要が増える為である。今から正にピーク。(あと、警察だね。)
『医者+ファイナンシャルプランナー』とかである必要もないし、
『医者+税理士』である必要もない。
だが、他の産業においては、今まさに農業・農家の如く、兼任でなければならない。
という根拠で、
社会人になってからの「学び直し」が今の私たちの世間のブームなのではなかろうか?
という僕は推測をしている。
で、一つの残念な状況が生じている。
社会人になってから新しいジャンルを「学び直す」時間など働きながら、家庭を維持しながら、というのはかなり難しい。そして、新しいジャンルを『学び直す』には、資金、資本・環境が必要だ。
また、覚悟と努力と継続も必要。はたして、そんな事、世間の方は可能だろうか??
という事で残念ながら今、日本では「負のスパイラル」が起きてしまっている。『学び直す』環境と、技術が必要だと。
そもそも、多くの方が誰だって、「たった一つの職業で一生食べていきたい」のだ。
つまり医者のような職業になりたい。だが、今更医者を目指すなんて無理だ。
つまり、
スペシャリストであるべきか?
ジェネラリストであるべきか?
だったりするのだが。
そんな不毛な話はどうでもよくて、
恐らく、あらゆる事が満たされた、先進諸国の人間は「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
のような天才になろうとしなければならなくなっている。
なので、自己啓発セミナーや、ワークショップが流行していると僕は推測している。
まぁ、つまり、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を目指すという事は、
つまり「アーティスト」だ。という事になる。
ま、マインドマップは「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の思考モデルだしね。
という事で、多くの方の欲求の一つに「学び直し」という欲が沸き起こっているような気がしてならない。
だが、しかし、「学び直す」為には究極、「自由」でなければならない。
つまり学生時代のように時間や環境が自由でなければならない。
はたしてそんな事。一般世間の方々は可能なのだろうか?
最後に、父親の背中から「学ぶ」という行為を子供は「学ぶ」のではなかろうか?