日大問題に見るコミュニケーションの重要性 | ラックエス

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弊社で取り扱っているクリーンウエアに関する事から身の回りでおこった事を取り上げていきます。

 先日、日大アメフト部の部員が、「監督からの「潰せ」との指示で、相手チームのQBに怪我を負わせた。」とテレビで会見を行っていました。この映像を見て、胸が締め付けられる思いがした人は私だけではないと思います。

その後、その監督、コーチの会見では「怪我をさせろと言った事はない。又、「潰せ」は強く当たれ。との意味だ。」とのコメントを出していた。選手の目は質問者に対し、しっかり前を向いて応えており、コーチ、監督のそれは「目が泳いでいる」状態であった。

 

どのような意図で監督・コーチが言ったかは、不明ですが、やはり選手の発言に信憑性を感じるものがあります。

話しは変わりますが、よく「日本語はビジネスには使いにくい。」と言われます。日本語のもつ、相手を思いやる発言が、ビジネスではよく誤解をまねきます。

英語の場合は「肯定」か「否定」かは、文の最初に出てくるが、日本語は最後に出てくる為、最後まで相手の話しを聞かないと、真意がわからない。

この事が、ビジネスでは使いにくいと言われる所以だと思います。

小生、30年前に初めてタイに赴任した時、コミュニケーションでよく失敗しました。

例えば、電話で、タイの人に「○○さんはいますか?」とタイ語で伝え、相手の

女性が「○○さんはいますよ。」と応える。こちらは、当然、代わってくれると思い、受話器を持ったまま、待っていても、何ら代わってくれる様子もない。しびれをきらし、「○○さんはいますか!」と少し声を荒げても、相手は「います!」と少し怒った声で返してくる。

相手の女性が「○○さんは机に座っていますけれど、どうしてほしいのですか?」と聞かれ、始めて、彼女は○○さんの存在を私に伝えているだけだ。と感じました。

「電話を代わってください。」と言って、始めて電話を代わってもらった事があります。

日本語の場合、「○○さんはいますか?」と言えば、「○○さんがいれば、代わってください。」との理解で話しを進める。日本語のように、「1を聞いて、10を知る」は世界では通じないと感じた時でした。

 

その後、色々な国に駐在しましたが、「事細かく相手に伝える。」事を徹底しました。(そうでなければ仕事が進まなかった事も事実です。)

今、中国の企業とお付き合いをしていますが、やはり、具体的に伝える事の重要性を感じます。

話しは横道にそれましたが、我々の学生時代は「気合」「根性」との言葉がまかり通って、「指導者に従っていれば問題ない」との風潮がありました。いわゆる「盲従」と言うやつです。

しかし、今回の日大問題で、あきらかになったように、やはり「理論」で選手を納得させ、練習を行う事が求められるのではないでようか。

最後に、あの会見を行った日大の選手には、是非アメフトを嫌いにならないように心から願っております。本来スポーツは学生時代だけに楽しむ(?)ものではなく、高齢になっても楽しむものだと思っておりますので。

頑張れ!日大アメフト部員!