ホテルのロビーで、研修生一行とともに車に乗り込んだ。
私は思い切って、比較的英語が話せそうな男性に声をかけてみた。
「Hello, nice to meet you.」
「Nice to meet you. My name is Tanaporn(タナポーン)」
「スコシ ニホンゴ デキマス」
(良かった、助かった……)
「ありがとう」
「ワタシ、ニホン タノシミ」
「イマ、ニホン サムイデスカ?」
「はい、寒いです」
「ユキ、ミレマスカ?」
「わかりません」
しばらくして、ドムアン空港に到着した。
「今から飛行機にのります。」
「タナポーンさん通訳お願いします。パスポートお願いします。」
「ムライサン OK」
(とにかく、無事に飛行機に乗り込んだ)
皆が着席し、飛行機が離陸するときキャビンアテンダンスのアナウンスが流れた
「ただいまから、当機は成田空港に向けて離陸致します。」
飛行機が離陸したその時、すごい声が響き渡った。
「キャー、ウオー!」
タイ人の研修生からの嬌声であった。
続く