進める荒井良二の世界展
ある日、「進める荒井良二の世界展 」を見てきました。
どこかしらで目にしている作家さんだったのですが、すごいパワーを持った絵で、なんと言うのか引き込まれました。作家が描いた原画を前にするとその生々しいパワーにあっとうされるのだけど、この作品は理屈ぬきに楽しくなり、画面のマチエール(画肌)や計算と直感、大胆と緻密が混在する動きに見入っていました。さらに幸いなことに観客がとても少ない日で、それはそれはガップリとかみついてみさせていただきました。ただ、作家の授賞式の様子のビデオやミュージアムショップの作家が写ったアトリエの絵葉書はナンセンス。
作品を印刷にすると、色彩やマチエールのニュアンスが多少なりともなくなるのは残念だけど、この2冊を買って、おなか一杯ホクホクで家に帰りました。
- たいようオルガン/荒井 良二
- 大好きです。ゆびでゾウバスの進む道をなぞり、あふれる色彩に波動を感じます。絵本の装丁も仕掛けがあって楽しいです。今の図書館は本の保護のために粘着タイプのカバーがかけてありますが、装丁作家のアイデア溢れるカバーの下のデザインを見るのは楽しいものです。
- えほんのこども (講談社の創作絵本)/荒井 良二
- 立ち読みはコチラから→「えほんのこども」