ニュートラルとスイッチ | いつもどこかへ

ニュートラルとスイッチ

図書館で見つけたDMの個展が今日からだったので、初めてのギャラリーで初めて見る作家さんの作品。あちこち住むならその土地土地に根付いた作品を見たいので、ちょうど良い機会でした。

ギャラリーにいた方の話を聞くと全国的な傾向で昔からある工房がよそ者の参入を拒み、粘土など製作に関わる条件を囲ってしまう結果、その土地とはゆかりのない材料(粘土など)で作品が作られ、本来の焼き物とは違う材質のものが一括りで「○○焼き」と呼ばれているそうです。


ただ素人目にはそれはわからないし、まぁその土地の作家さんが作ったものであればいいし、何より使いやすくて潤いを与えてくれる作品ならいいんではないのかと個人的には思います。誰かが作った作品がそばにあると、エナジーを感じ、同時にニュートラルからギアを入れる気持ちへの切り替えスイッチにもなります。ただ名産品としての品質は、自分で自分の首をしめているとは思いますが、それについては知りません。
いつもどこかへ

だから買ってしまったカフェオレボウル。一晩水に浸けてから使います。友には鳥の箸置きを。


私の好みはシンプルなものと、鮮やかなものを好む2つの傾向があり、ハンカチやスリッパは目にも鮮やかな色を好み、食器やカバンはシンプルなものを好む傾向があります。本当はどっちが好きなんだろうと考えることもありますが、たぶんどっちも好きなんでしょう。たとえば今日ギャラリーでご馳走になったコーヒーカップも素敵でした。ヒビ模様の地に銀の不定形な面の継ぎと、糸底の部分は赤い漆塗り。一見不規則に指でひねられたカップの縁が口に当たったときの飲み心地と、銀とグレーがかった白と漆の赤、この3種のあやういバランスがたまらず、この作家の6月の個展が楽しみです。


そんな帰り道は本屋で「Pen 」の文房具特集(scos が出ているので)を熱心に立ち読みし、エキスを吸い取り

「ナガオカケンメイの考え 」を図書館に注文しようと決めて帰って来たのでした。

買わないけど、図書館にあったら借りる本。