おまじない
この壁画に関しては参考文献が見つからない。ビジターセンターでも一般的な先史美術年表や写真しかないし、カラファテでもBs.Asでも写真集すらない(「歩き方07年度版」にはこの洞窟の名前さえ載っていない)。というわけで、この項目に関しては私のインチキ英語での理解力と、想像の範囲での記述となります。
かんたんな言葉で表現すると、これらの壁画は「グアナコやニャンドゥがたくさん獲れますように、食べられますように」という願掛け。
今なら受験や何かの祈願で神社にお賽銭を入れたりおみくじで一喜一憂するけど、当時は生活がかかった切実な願いだったに違いない。この時代、神はいたのかはわからないけど、いつの時代も人は自分の力を超えたものを何かしら創り出し、そこに願いを託すのだなぁと思う。
人の手に混じってニャンドゥの足跡。これは笑えた。単に面白いからか?だとしたら昔の人も相当お茶目である。
6本指、当時は近親交配もあったであろうためこのような手形があるとか。
隙間なく空いたスペースに描かれた動物の絵をと、吹き付けられたネガティブハンド。中には凍傷で指を失ったもの、小さな子供の手もある。
下の川辺や崖で狩をしていた彼らは、狩の成功を願ってこの高い場所を聖域として手形を残したのかもしれない。大人の手に混じり、小さな子供の手も低い位置にある。人の営みの痕跡。
もっと高画質で見たいマニアな方はアルバムをどうぞ。
Cueva de Las Manos

