相場
とてもおいしかったアルゼンチンのりんご。日本のものより小ぶりで実がしまっている。これが後でやっかいな事態を引き起こすのだけど…。
値段を聞く前から腹は8割方決まっていた。が高い、相場がわからない。メモを手にいくつかのオフィスを訪ね歩いた。
「4WD貸切なら、それくらいね。」
「いや、それなら自由に動けるよ。高いけど、それくらいだろうね」
「うちは扱ってないから…」
たしかにAR$1600は高いけど、これを数人でシェアすれば一人当たりの金額は安くなり妥当な額になる。一人で使えば高くつくのは当たり前だ。さらにバスツアーは3日間かかる上に次の出発までは数日ある、とても待ってはいられない。書店でロンプラを立ち読みし、ネットカフェでググって数時間が過ぎ、プンタ・ワリチュへ向かうバスの中で決めた。
薄暗くなり始めた町を早足で歩き、「RUTA40」のオフィスへ入る。がま口おばさんはおらず、今度はやたらと目のでかいお姉ちゃんがカタコトの英語で対応してくれる。私の英語も相当インチキなので作業は難航したけど、パスポート番号を控え一通りの手続きが終わった。一息つくと、お姉ちゃんも会話集に興味があるようなので簡単な日本語を教え、メモを置いてオフィスを後にした。
出発は明日の朝7:00。
夕飯を買いにスーパーへ寄り、へとへとになり宿への道についた。