「どうして?」から始まること | いつもどこかへ

「どうして?」から始まること

さて、韓国見聞ですが

ハフェマウルをとばして、今日は北緯38°線を描いていました。

といってもお昼を食べながら、文庫のカバー包装紙にメモ程度に描いたので

これから推敲しようかな。



作品は濃ければ濃いほど良いと思うので、思いきり私ワールドで描きたいと思います。業務用ではないので、表現に制限はなく楽しいです。密度を保ちながら、余分なものを落とす、そして伝えたいことを表す。そのためにはもっともっと本を読んで実際に見て、あるいは話しを聞いて「知る」ことが大切なんですよね。旅人の流れる目線で見るのは表面的な極一部だけど、それでも伝えられる何かはあると思うのです。


南北分断についてはあとで詳しく書こうと思いますが、土地を国の都合で線引きをして、対立するなんてなんの意味があるのでしょうか。

21世紀のこの世で、絵に描いたような対立(という、茶化した表現は良くないのですが、昔話に出てくる2つの国の物語みたい)イデオロギーのため、まさに向いあって武器を持ち、お互いを見張り合うなんて。 でも大抵の戦争はそんなものかもしれないですね。民族対立というどうしようもない感情的なものと、国と言うイデオロギーを主体とする集まりの大きな力に「命令されて」争いが起こる。そして一兵卒はそれを忠実に守ることしか出来ない。


なぜ互いの話しを聞くことができないのか。宗教を始めとする価値観が異なるのは当然のことなのに(一歩外に出ればみんな自分と違う価値観を持っていますよね)。

歴史的な対立や、感情や、なかなか一筋縄では行かない社会的背景(経済、利水、資源、民族…等々)がからんでいるけど、他国と地続きの国境を接さない日本と言う立場からの見方かもしれないけど、実際に停戦後も血なまぐさい事件は起きているわけだし…。

と、理屈の上では展開できても現実は理論通りにはいかないもの。それに対するささやかな風刺を交えて描いてみたいのです。悪意からではなく、ありのままをです、「どうして?」という問いかけをこめて。


そういう現実があるのは一個人としては悲しいことだけど、悪いことかいいことかもわからないし世界は存在するままだと思うので。



なんだかまとまりのない終わり方ですが、そんな感じです。