手から手へ、空を飛ぶ思いと紙
手紙を書くのが好きで
情報技術が発達した現代社会でも
手紙を書くことが多い。
友人がフランスに留学中の頃は
珍しい切手や、日本とは違う封筒の規格など
すべてが珍しく、届くのが待ち遠しかった。
玄関に落ちている封筒を見ると、
わくわくしながら封を切り
着替えもすまないうちに読みふけったもの。
楽しかったこと、ちょっと落ち込んだこと
作品製作や人生観と設計、
ひとりごとのような内容
文字の大きさや、書き方で相手の様子が
こちらまで伝わり
多くの人の手を経て、手元に届いた文書は
柔らかくしなびている。
海外となると、やりとりは2週間単位になるが
封筒の中に、こちらの空気をも詰めているようで
楽しかった。
旅先、出張先でも必ず友と自分あてに手紙をだす。
(もっとも自分宛のものは単に切手を貼った葉書がほしいだけ)
そのときの空気が葉書や封筒にのって伝われば、と思う。
