沙漠あれこれ
今までに行った土地で採集してきた砂です。左から内モンゴル自治区鳴沙沙漠の砂、エーゲ海の砂、そして日本・石狩浜の砂です。石狩浜は明らかにグレーですが、中国とエーゲ海のものでは微妙に色が違います(写真ではわかりにくいですが)それぞれの土地の構成要素により、こんなにも色がちがうものなのですね。
本来は、「とっていいのは写真だけ。持ちかえるのは思い出だけ」ですが…。
さて、沙漠の種類は砂の大きさによって分類されます。
礫(れき)…直径2mm以上 「礫漠」「岩石沙漠」
粗砂(そしゃ)…直径2~0.2mm「砂沙漠」
細砂…直径0.2~0.02mm「砂沙漠」
シルト…0.02mm~0.002mm「土漠(どばく)」黄土高原
粘土…0.002mm以下「土漠」
砂沙漠は全沙漠の1/5しかありません。あの大きなサハラ沙漠でも砂沙漠は1/3です。粒子の粗い沙漠も何千年、何万年という歳月を経ると、風化により砂になって砂沙漠にそして土漠になるそうです。
日本の年間降水量は1800mm、北海道は1200mmです。これに対し、内モンゴル自治区は300mm。その雨量の少なさがよくわかります。年間降水量200mm以下の土地が沙漠とされ、25mm以下では極沙漠と呼ばれます。
また、降水量だけでは沙漠かどうかは決まらず、それを決めるのは水収支だそうです。降水量と蒸発料の差のことです。降水量が少なくても蒸発量が少なければ植物は育ちます。反対に降水量が多くても、蒸発量が多ければ土の中の水分は少ないため植物は育ちません。そして、沙漠の蒸発量は降水量の10倍~500倍という大変な量になります。
